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昨日の答えが、見つかったかもしれない。[POSIWILL CAREER#2.5]
昨日、こんな記事を書きました。
追加で出された「妨害者ワーク」を消化しきれていない。
書かれてあることは理解できるのに、何故かモヤモヤとした感情が残るという内容を書きました。そのモヤモヤの正体が分からないと。
今日はお休みで時間があったので、もう一度ゆっくり考えてみようと思っていたんです。何かヒントがないかなと「認知バイアス大全」と一緒に購入していたこの本を持ってカフェへ向かいました。
私、”HSS型HSP”だった。
購入時はページをペラペラとめくってみた程度だったので、しっかりと目を通すのは今日が初めてでした。
カフェについて本を開いた私は、ページを開いた瞬間からズドン、と脳に衝撃を受けました。
「何をやっても満足できない」
「自分には得意なものが何もない」
「ついめんどくさくなって、最後までやり通せない」
「中途半端な自分に自信が持てない」
「やりたいことがわからない」
「自分が本当に何を望んでいるのかわからない」
あなたはこうしたことを感じていないでしょうか。
本を開いた最初に、こう書いてあったんです。
これは、私がポジウィルのワークを始めた時に書いた内容そのものでした。
そしてその続きには、こんなことも書いてあったのです。
こうした悩みを抱える人の中には、
「好奇心が強いにもかかわらず怖がりである」
「没頭しやすいけど長続きしない」
という相反する性格特性をお持ちの方がいます。
こういった特性を持つ人は、もしかしたら「HSS型」HSPかもしれないと。
これ、どっかで見たことある。
ここで私は一つのことに気づきました。
「あれ、これって昨日やった”妨害者”の特性と似てない?」
そう思ったんです。
診断で出てきた私の中の3つの妨害者。
① 優等生(常に結果を出していなければいけないという思考)
②怖がり(危険に対して敏感になり、不安に陥る。安心できない。)
③移り気(楽しいことを探して次々に気持ちが移る。長続きしない。)
HSS型HSPの特性と、本質的には同じ内容が書いてあることに気付きました。
本書ではHSS型HSPの特性を持つ人を「かくれ繊細さん」と呼んでいます。かくれ繊細さんは、共感能力が高く繊細で傷つきやすいHSPの特性を、外向性・社交性・積極性・好奇心旺盛さという別の特性(HSS)によって表面化しないようカバーしている人のことを指します。
本書の詳しい内容についてはまた別の記事で書けたらと思っていますが、読み進めていく中で「妨害者」として出てきた私の3つの特性は、HSS型HSPの特性と大きくかぶるところがあり、それは私が今まで考えてきたことや体験してきたこととも大きく共通するところがありました。
私は、HSS型HSPなんだ。
そして私の中の妨害者は間違いなく存在したんだ。
そう認識することで、ストンと心が楽になったことに気付きました。
何故、「妨害者」ワークが腑に落ちなかったか。
本書を読み進めていく中で、HSS型HSPの人がどういう考え方に陥りやすく、どういう考え方をすれば生きやすくなるのかという思考法を学びました。
やりたいことは、「すごくなくていい」「どんどん変わってもいい」「目的がなくてもいい」「踏ん切りをつけなくていい」等…。
書かれた内容を自分の中に吸収しながら、「何故同じことを書いてあるのに、妨害者ワークが腑に落ちなかったんだろう」と考えてみました。
そして私の中で出た結論は、
「妨害者ワークの帰結が、ネガティブなものに思えたから」
でした。
これはあくまで私の考えで捉え方です。
ポジティブに解釈していくことが出来る方もいらっしゃると思います。
私の中ではこのワークの出口が見えなかったのだと思います。
妨害者を見つけて自分の思考にラベリングしていくという行為は、どうしても私の中のネガティブな特性を洗い出していく作業=ネガティブな作業に思えてしまったんです。
それを上手く活かすためにはこうしたらいい、こういう思考の転換をしたらいい、そういった”ポジティブに捉え直していく作業”が、妨害者のラベリングという行為からは結びつかなかった。その結果、消化不良を起こして「腑に落ちない」「納得ができない」というモヤモヤとした感情につながったのだと思います。
本書を読んで私は色々な気づきを得ました。思考の転換方法についても学び、自分を受け入れて、時にそれを自分の変えられない特性として諦める必要があることも知りました。
妨害者ワーク自体が”悪い”というわけでは決してありません。これを上手く活かすことが出来る方もいらっしゃるでしょうし、このワークを体験したからこそ、私は自分の中のモヤモヤと正面から向き合うことが出来ました。
妨害者という概念を知らなければ、今日本を読んでそこに気付くこともなかったと思います。
自分にとって必要なことは、
「その行為をいかにポジティブなものとして帰結させることが出来るか」
なのかもしれません。(これも100%確信したわけではないですが。)
今日学んだことをまだ自分の中にしっかり落とし込めてはいないですし、面談もこれからなので、また新たな気付きを得ることが出来るように、今日の面談頑張りたいと思います。