私の人生のランナーは私だけ。[POSIWILL CAREER #4.0]
先週、4回目の面談に先立ち、トレーニングアドバイザーの若山さんとの面談の機会を設けていただきました。今回はその記録を残そうと思います。
3回目の面談の後、自分の中に前2回の面談と違う感覚が残りました。
いくら思考を巡らせても先が見えず、生い茂った藪の中を掻き分けて歩いているような、そんな感覚でした。
面談後のアンケート項目には、「スッキリしたか」という項目であまり高い評価を付けられず、結果的にアドバイザーである若山さんとの面談を行うこととなりました。
面談の中身
若山さんとの面談は、何か新しい事を学ぶというよりも現在消化出来ていないものを紐解くような感じでした。
ワークに基づきどう思考すれば良いのか、悩んでいる事についても色々とお話をさせていただきました。
これは私の性格(性質)なのですが、ひとつのプロジェクトに取り組む時には、そのプロジェクトの全貌を知ってからでないと上手く思考を働かせることが出来ません。
ワーク自体の使い方や思考の方法が上手く理解できておらず、自分なりに本を読んで理解しようとしたものの、自分の思考と上手く連動させることができませんでした。
なので、若山さんからワークの使い方を再度教えていただき、私に合うワークを取捨選択していただきました。
自分に合うものをやるという思考にもここで改めて気がつきました。確かに人によって思考の方法ってバラバラですもんね。合うもの合わないものの取捨選択は大事だなと思いました。
そしてもう1つ。私が無意識に感じていたことが、 "全てを完璧にこなさなければいけない" ということでした。
(これも「優等生」の妨害者の思考ですよね、多分。妨害者ワークをやった人はお分かりになると思います。)
高い金額を払っているんだから、しっかりしないと。
他の体験者の方のように、スッキリした感覚を得ないと。
こんな風にモヤモヤしていて良い結果になるのだろうか。
私のやり方が間違っているのか。
言われた通りに思考できない私がいけないのか。
心に渦巻いていたマイナスな感情をひとつひとつ聞いて頂き、自分がやるべき事を整理していきました。
「違う」と言っていい。
若山さんに言われてはっとしたのは、「トレーナーの意見が違うと思ったら、違うと言っていいですよ」という言葉でした。
私はそもそも、"トレーナーさんと意見が違う"という状況を想定していなかったように思います。
ポジウィルの面談は自分のことを沢山考えて言語化していく作業がほとんどです。過去の記憶、トラウマ、幼い頃に言われた言葉や、自分の思考など。
そういうものを話して、そして思考の癖や歪み、私の知らない私を、"トレーナーさんに見つけてもらう"と考えていました。
けれど、そういう思考になっているせいでいつしかトレーナーさんの気付きや解釈が正解であると、無意識のうちに思っていたのだと思います。
提示された解釈を読み解いて当てはめようとしても、それが自分の思考とは違う解釈であれば自分に当てはまる筈はないし、スッキリしないのも当然です。
トレーナーさんはあくまで私とは別の人格で、私が自分のことを100%離したとしても同じ思考にはならないし、私が120%満足できる答えを出せるかというとそうでもありません。答えなんてそもそも無いものですしね。
そんな当たり前の事にやっと気付いてから、少し思考を転換させることができたように思います。
気付きから得たもの
「伴走」という言葉をPOSIWILL CAREERでは使っていますが、その言葉の意味をやっと解釈出来たような気がしています。
トレーナーさんというのは、ユーザーが自分自身を理解することの手助けをする存在であり、様々な角度から選択肢を提示してくれる存在だと思います。
決して正解を導いてくれるわけではないし、先ほども言った通り正解なんてものはないと思います。自分の解釈次第で物事の捉え方は変わるもので、考えるその時々で解釈自体も違ってくるものだからです。
「自分で見つけた解釈に自分が納得できるかどうか」それが全てだと感じています。私が120パーセント満足出来る答えは、私が導き出すしかないということですね。
ポジウィルを始めてこれまで以上に本を読み、自分の事について考えてきたつもりでした。自分なりに思考をして、答えを出てきたつもりでした。
けれど実際はそのつもりになっていただけで、答えにまでは辿り着けてはいなかったように思います。自分で答えを導き出すことへの重要性、そしてその難しさを今回改めて理解したように思います。
さいごに
私はポジウィルを始めてから、Twitterのアカウントを持ちました。ポジウィルのトレーナーさんはじめ、スタッフさん達や、他にもポジウィルを実際に体験している方とも繋がっています。
この記事を書く前、私はTwitterでこうツイートしました。
このツイートにフォロー外の方からも多く反応を頂きました。この内容に共感をしていただけたからなのかなと思っています。ありがとうございます。
「私の人生のランナーは、私しかいない」
ポジウィルという心強い伴走者を追い風に、私は私の人生を走り抜きたいなと思っています。その為にはこのことを肝に銘じていなければいけません。
自分で選んだ道を自分で正解にしていけるように、もう一度しっかり自分と向き合ってみようと思えた面談でした。
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