日本男性の結婚後ポテンシャルに期待♡未婚男女の幸せ指数の男女格差がスゴかった件
みなさんは今、幸せですか?
そんなふうに漠然とした質問をされたら、なんと答えるのが正解なのでしょうか。
差し迫った悩みや体調不良に苦しんでいる場合を除き、多くの方は「まあまあ、そこそこ幸せなんじゃないかな」とか、「うーん、不幸といえば不幸かもしれないけど…紛争地域で戦ってるわけでも、餓死するほどではないしなあ」
みたいな、モヤン。としたことを思うのではないでしょうか。
私自身、小さな日常の幸せはそこそこ感じるタイプですが、声を大にして自慢したいほどの幸せがあるかといえばそんなこともない。
かといって、不幸を感じるのもあんまり好きじゃない。
というわけで、〈不幸っぽいこと〉→〈人生のネタ〉に変換できるくらいまでは”塩漬け”にしておこうとする傾向にあります。
良い感じに発酵すると、それはそれで、ソコソコ美味しく食べられたりもします。
結婚して幸福度が上がる男性と幸福度が下がる女性
まあ、そんな話はさておき、今日仕事をサボる口実になにげなくTwitterを眺めていたら、こんな気になる投稿があって思わずリツイート。
「日本」の位置を見てください。
世界的に見てもかなりヤバい状況の「ギリシャ」の不幸度4冠王を阻止するかのように未婚男性(日本)が世界一の不幸ポジションにいるのです。
ところがどうでしょう。
そんな不幸度世界一だった日本男性も、〈結婚〉という人生の一大イベントを経験し、既婚者になった瞬間!
あの、恋愛大好き&モテおしゃなイタリア紳士を差し置いて「幸福度」を高めているのです。まさにごぼう抜き!
結婚すると、ちょこっとだけ「不幸」になる日本女性
一方女性は、というと、、、
見てください。
日本の女性は〈未婚〉のうちは世界一幸せなんです。
それはそうですよね。
新作コスメに可愛い洋服、親友との旅行に女子会、恋愛、推し活、キャリアアップにスキルアップ、その気になれば異性にもチヤホヤされたりもする。
ところが、幸せな毎日を夢見ていたはずの〈結婚〉を経験すると、ちょこっとだけ幸福度が下がってしまっているんです。
大好きな旦那さま、妊娠出産をした場合には可愛い赤ちゃんもいるはずなのに。
家族を得て、本来は幸福度があがってもよさそうなものなのに、ちょびっと下がっている。
ツイッター投稿のデータはこの画像のみでしたので、実際に何が原因でこのような変化が生じたのかは、今のところわかりません。
でも、ふと思ったのは、日本における〈結婚〉は女性にかかる肉体的・精神的な負担が相当に重いのではないかな、ということ。
平成前期頃までのように、「寿退社」なんていう言葉が当たり前で、男性が経済面をほぼ請け負ってくれる。
その中で育児や家事を分担する、ということであれば、女性側もメンタル的な部分でキャリアを中断する・諦めるなどのストレスがあったにせよ、なんとなく納得感のある「分担」だったと思うのです。
ところが今は、若い世代の大多数が共働きで働かなければ家計が回らない状態。
その中で人生の大仕事である妊娠出産を経て、育児と仕事、さらに家事まで!
となったら……。
夫が残業や出張ばかり、といった状況でALLワンオペレーションになってしまった日には、これはもう女性は絶叫モノの忙しさでしょう。
さらには〈休日や余暇時間に家事や育児を”手伝った”〉という程度でイクメン顔をする夫を見てげんなりする妻、なんていう話もよく聞きます。
このような状態では、”妻として母として”的な充実した生活があったにせよ、それを上回るほどの肉体的・精神的な負担がのしかかっている状態。
未婚時代に比べて〈プチ不幸〉に陥るのもさもありなん、といったところでしょう。
男性は結婚すると若くて可愛い「お母さん」と暮らせる⁉︎
一方、あくまでデータ上での話ですが、〈結婚〉という一大イベントによって「幸福度」が爆上がりする日本男性。
これはいったい……?
そう思ったのですが、思い当たることがありました。
結婚した女性のうち、少なくない比率の方々がボヤくセリフ。
そう、男性は結婚すると幸福度が爆上がりするわけです。
気の強い女性が増えてきたとはいえ、欧米や中国の女性と比べても日本の女性は圧倒的に優しい(外国籍の男性の多くが証言)。
そして我慢強い。
しかも、未婚時代に積んだ恋愛経験値によって男性の喜ばせ方、癒し方もかなりのスキルがある。
だから、男性は「わあ、こんなふうにしてもいいんだ!」と思って甘えちゃうんですね。女性がストレスを溜め込んでいるとも知らずに……^^;
でもこれ、本当に知らない&気づいてないだけだと思うんです。
悪意があってやっているわけではないところがまたビミョーなんですけれども。
いろいろな方のお話を聞くにつけても、体感としても、日本の男性ほど、気質として優しくて真面目・頑張り屋さんで誠実な素質を持っている種族はいない。
そう思います。
ですからそこは女性側が、交際直後から「私がイイ男に育てていく」くらいの気概を持って接しても良いのではないでしょうか。
(忙しくてやってられんわ、な気持ちもわかるけど)
一方で、年齢問わず、人生経験も恋愛経験値も豊富な男性は、そのあたりをわきまえている自立した方が多い。たとえ結婚しても「赤ちゃん化」せず、奥様から頼りになる、と思われている方も多いようです。
そして、そういった「自立マン」はおそらく、未婚の時も「幸福度」が低くはなかったはず。
いわゆる、”自分を幸せにできない人は他人を幸せにするのが難しい”的な理論ですが、それを考えると、まだ救いがあるような気がしてきました。
未婚期の男性が「自分ひとり」でも幸せを感じることができるマインドを育てれば良いのです。
これはこれで、行きすぎると独身貴族ばかりが増え、結婚はコスパが悪い、などと嘯き、「もはや結婚しなくてよくね?」みたいなことにもなりかねませんが……。
個人的には、昨今のリベラル系のフェミニスト活動などは、共感しづらい部分も多いのですが、「男女の分断」ではなく、もっと男性と女性が双方向から幸せになる&お互いを幸せにできる道を探れるといいのにな、と思っています。
加えて、これはもうただの持論ですが、女性が幸せで、いつも笑顔でニコニコしているカップルや夫婦の場合、男性も全自動で幸せを感じられる確率が高い。
逆に、男性がひとりだけでHAPPY全開でも、女性が幸せそうとは限りません。
ですから、本来ポテンシャルの高い日本男性がその気になって「惚れた女を絶対幸せにする」と立ち上がっていただけると!
そこに全集中することで、仕事の能率・効率もUPし、ひいては市場経済がまわり、日本のGDPも上がっていくような気がしています。
女性も、そんなカッコイイ男性に惚れ直し、頼りにする心がよみがえることで、男女共に「幸福度」を上げていけたら、と願うばかりです。
実際には、こうしたマインド面だけでなく、企業は雇用促進し、妊娠・出産・育児期の女性への福利厚生を充実させる、再雇用を保証する、保育園増やす、保育士さんの給料を上げる、などなど、国がもっと「国民の幸福度向上」に対して投資すべきこともあるとは思いつつ……。
いろいろ考えさせられるデータでした。
実際の既婚男性&女性の、未婚時の「幸福度」との比較もうかがってみたいところです♪
みなさまの独身生活・結婚生活がともに幸せを感じられるものでありますように……♡