海外経験0のニートが一人で上海ディズニーに行く 準備編④ 交通手段
基本心配性&怖がりなので、「ディズニーランド外」への信用が一切ない私が一番悩んだのが交通手段。
(帰国後追記:記事内で散々悩んでいるのですが、最終的にはDiDi、地下鉄、リニアに乗りました)
また、準備編は以下の構成でほぼ同じ時期に投稿しています。他の必要な情報は、各記事から見てみてください。
交通手段を比較
今回私が利用する便は朝5:00に上海浦東空港に到着、深夜1:05に出発する便です。
空港〜上海ディズニー間の移動方法は、細かく分けて以下の4つの選択肢がありました。私は元々①の予定でしたが、途中で行きを②or ③、帰りを基本④と決めて準備しました。それぞれのメリット・デメリットがあるので、比較しながら説明します。
①タクシー🚖
空港(ディズニー)のタクシー乗り場から乗る方法です。
メリット
朝5:00の早朝便でもタクシーはいるっぽい&地下鉄(始発:6:00)に比べて空港での待ち時間がない!
20分で着ける🚕
⇨オープンより1時間早くオープンするアーリーチケットを買っても、余裕で間に合う⭕️運賃も比較的安い(100元)
デメリット
ぼったくりの心配💦
母が日本にいる中国の方々に相談したところ「タクシーに乗るなんて信じられない」という感覚らしい……。口コミの支払い料金もかなり幅があり、ふっかけられたという体験談もありました。(料金を高くするために)遠回りされたという体験談あり
⇨タイムロスになる…..。支払い方法がタクシーによって違う?
支払い方法の情報が事前に収集した限りでは、現金しか使えないタクシー、反対に現金で払うとお釣りがもらえないタクシー、Alipayの支払いが個人間送金になるため使えないタクシーなどバラバラで、個人的には支払いに不安が残る状態でした。コミュニケーション面の不安
中国ではほぼ英語が通じないので、うまく行き先が伝えられるか等が心配な部分はあります。
結論
基本的に乗り場からは乗らない(タクシーは後述するDiDiを使う)
「ネットがうまく繋がらない」等のトラブルがあった際の最終手段とする
②DiDi🚗
DiDiの仕組みがいまだによく分かっていないのですが、タクシーの他、DiDiに登録しているドライバーを呼ぶ(配車)ことができるアプリです。白タクとの違いがよくわかってない。
基本的にExpress(普通の自家用車)を利用する人が多いですが、白タクが不安な方はTaxiを選べば、やや高くはなりますが、普通のタクシーが配車されます。
メリット
配車〜到着が早い(タクシーと同じメリット)
乗車後は無言でも⭕️
明朗会計
⇩配車時に行き先の指定とルート、おおよその価格(高速料金などの追加はあり)が表示されるので、乗車後の指示は不要&お会計も安心です。
デメリット
待ち合わせが難しい
待ち合わせが一番の難関です。空港出発の場合は向かいのターミナルビル内のパーキングでの待ち合わせになる。
配車決定時、車の外観とナンバーが表示されるので、それをエリア内から探し出す、という感じらしいです。
なかなか出会えないとタイムロスにもなる&その間に運転手さん側がキャンセルすることも可能なようで、それは不安……。
コミュニケーションが不安
待ち合わせ時には運転手さんとのコミュニケーションが必要になります。メッセージでのやり取りは、英語⇔中国語の自動翻訳機能があるようですが、電話がかかってくることもしばしばあるようで、個人的にはそれが不安の要因でした。帰りが大変そう
待ち合わせが大変な上に激混みになる帰りはDiDiでもスムーズに乗れていない人がちらほら見えました。帰りに関しては確実に余裕を持って飛行機に乗りたいので、不安が残ります。
結論
アーリーに確実に間に合わせたい/早めに入国手続きが終わる⇨DiDi
帰りは状況に応じ検討
③地下鉄
メリット
安い!
空港〜ディズニーランドで7元(150円ほど)。コミュニケーションが不要
デメリット
遠い&始発が遅い
始発は7:16着です。アーリーは7:15~30頃に開園となるようなので、若干間に合わない可能性があります。また、空港での待ち時間が長くなります。乗り換えが多い
乗り換えは比較的分かりやすいようなのでそこまで心配はしていないのですが、万が一手こずった際にさらに到着が遅くなる可能性があります。途中で引き返すことがある
空港に繋がる2号線で特に見ましたが、途中で何度か引き返す/運転を中止することがあるようで、きちんと帰れるかに不安がありました。
(行きは基本遅れても良い)保安検査が面倒
中国では地下鉄にも保安検査があります。飲み物等はその場で飲んでみせることが必要らしい……スリ等情勢の不安
頻発していた刺傷事件や日中関係の悪化による不安、スリなど「街中」としての不安が一番強いのはこれでした。
結論
アーリーへのこだわりがない/空港で待ち時間が少ない⇨地下鉄
帰りは2号線に乗らない(=リニアを使う)
不安に関しては(自分の気分が)日によるので当日決める
④リニア+地下鉄
ほぼ地下鉄と同じですが、空港から2号線に乗るところを、リニアモーターカーに乗るという形です。
1駅8分で片道50元(航空券の提示/往復での購入で40元への割引)。
メリット
やや早い&楽
全体としては40分前後でタクシー<リニア<地下鉄という感じですが、地下鉄だと11駅・45分乗らなければいけない所を1駅8分で着くのは魅力。アトラクション的な面白さがある(らしい)
デメリット
やや遠い(長い)
タクシー<リニア<地下鉄 の順です。3~40分はかかる。
始発がかなり遅い/終電が早い
始発が7:00台で、確実にアーリーには間に合わない。
終電も21:00には電車に乗らなきゃ!という感じです。
乗り換えが面倒
リニアに乗っても乗り換え回数は減らない上、改札外の乗り換えのため、保安検査を2度やるのが若干面倒です。
結論
帰りのみ利用する!
私は不安が色々と強い&優柔不断のため、交通手段はギリギリまで決めなかったのですが、基本的には、「早く着きたい」「楽に行きたい」→DiDi、DiDiの諸々に不安がある/面倒な場合は乗り場からタクシー、「安く着きたい」→地下鉄、という判断基準で良い気がします。
各交通手段のための準備
①タクシー(乗り場)の準備
筆談:中国語で言いたいことを携帯/紙のメモにそれぞれ書いておく
文言は結局使いませんでしたが、こちらの口コミも参考にしました。中国語ネイティブの方(母からの伝手)に読み上げ音声も保険で録ってもらいました
ぼったくりに関しては「遭ったら仕方ない」と思う
(他国の個室内でトラブる方が怖い)
②DiDiの準備
DiDiの登録
登録し、支払い方法を設定。DiDiはアプリもありますが、Alipay内のミニアプリからも使えます。
操作は同じでしたが、Alipay内のアプリはAlipayしか紐付けができないみたいです(当然っちゃ当然)。
後に詳述しますが、私は事前決済の紐付けがAlipayで出来なかったので、オリジナル版でクレカの連携をしておきました。支払い方法の設定には必ず現在地の都市の変更が必要でした。
(登録〜事前設定の流れの詳細はこちらのサイトが参考になります)支払い方法の設定でのトラブル
私も↑のサイトを参考に支払い方法を設定しようとしたのですが、トラブルに遭遇しました。
①Alipayが連携できない
最初に意気揚々とAlipayを連携しようとすると中国語のエラーメッセージ。よく読むと、前の画面の連携の条件に「芝麻信用が350点以上」と書いてありました。
メッセージの指示に従って芝麻信用を開通しようとすると今度は「中国本土の銀行カードを追加してください(英語)」とのメッセージ表示。
ネット上で調べても同じ状況に陥っている人が日本語でも英語でも見当たらなかったので、
Alipayのサポートセンター(alipay_support@service.alipay.com)に英語で連絡しました(この時、最初誤ってGmailで送信したら返事はなかったです。iCloudからのメールは返事をもらえました)。
一通目の返信はその日の23時ごろで「すべてのoperationのスクショを見せて」とのお返事(英語でした)だったので、DiDiでの連携画面から芝麻信用の開通までのすべてのスクショを添付して送信しました。
そこから数日返信が無かったので、その間にAlipayのチャットサポートにも連絡。
チャットサポートは英語と中国語のみのサポートなので、言語設定が日本語だと辿り着けません。
で繋がりました。⑤の時点で英語で質問を入力していると、英語で返事をしてくれます(一度中国語で質問したら中国語に切り替えられました)。
また、②をしておくと、チャット内の英語/中国語もアプリ内の翻訳機能で即日本語へ翻訳してくれます(こちらからのメッセージを翻訳してくれるかは試しませんでした)。
私の場合は、最初は英語で対応→芝麻信用の担当者(中国語のみ対応)にも繋いでもらい中国語で対応、という流れでした。3分以内に反応しないと接続が切れてしまうのですが、私のGoogle翻訳が間に合わず、3回ほど繋ぎ直しに。(途中でオペレーターから「”1”でいいから答えて!!」って言われました)
その度に、毎回別のオペレーターに繋がったので、それまでの状況を説明したメッセージを用意しておきました。
1時間ほど格闘した結果の結論
全ての工程について事細かに確認し相談した結果「DiDiにAlipayを連携するには芝麻信用が必要です。芝麻信用を開通するためには中国の銀行カードが必要です(を言い残し、向こうから切断)」で、何の成果も得られずでした。でもほぼこれで諦めがついた。
その数時間後、Alipayのカスタマーセンター(メール)からお返事が。
その内容は「お客様がやろうとしているのは、自動引き落とし(Auto Debit)になります。ただ、自動引き落としにしなくても注文時にAlipayを選択することもできます」とのことでした。ここから推測するに、自動引き落としの設定をするには中国の銀行カードが必要になるのかな?という感じです。なぜ自動引き落とししか表示されないのか分からないのですが、とりあえず私の画面では自動引き落とししか選択できないので、連携は諦めました。
(ちなみに"Huabey Debit"も表示されますが、カスタマーセンター曰くこれは利用できないらしいです。調べたら中国の銀行からの引き落としっぽかった)
まあ多分、何も連携しなくても支払いはできるっぽいし……(不安は残る)
②WeChatPayも連携できない
↑でAlipayが使えなかったので、急遽WeChatpayのアカウントを作成し連携しようとしましたが連携時に「銀行カードを入力してください」と言われ、カードを入れると「連携済みです(そりゃそう)」と言われて、失敗。カードの連携を解除してからも同じメッセージ。
別の未連携のカードを入力したら、追加は成功するものの、そこからなぜかDiDiには戻ってくれず、DiDiに自分で戻ると「失敗」になっている……。(もう1回同じカードでやったら結局↑になる)という感じでした。
これに関しては分からん。最初はAlipayと同じ理由かな?と思ったのですが、次々にカードを連携するのも面倒で諦めました。
まあ多分、何も連携しなくても支払いはできるっぽいし……(再放送)。
③クレカが弾かれる
Alipayの連携前にクレカ(楽天カード)は一旦連携できた!と思ったのですが、色々うまく行かなくなっているうちに、「Alipayに登録してるクレカがDiDiの連携してるやつと一緒なのがダメなんじゃない?」と言われ、一旦解除(当時はクレカが1枚だったので)。そうしたらもう2度と連携できなくなりました。
その後、申請していたEPOSカードが届いたので試しても、同じく弾かれる。
他も試したところ、JCBのメルカードはなぜか連携できました(一番ダメそうだと思ったのに……)。
また、この時初めてDiDiから「連携成功しました!」と言うSMSが届きました。最初に楽天カードが連携できた時は来なかったので、最初から連携できてなかったのかも…。怖すぎる…。
EPOSカードの海外保険の適用条件に現地での交通手段の決済があったためにDiDiに連携したかったのですが、できずに残念。
ただ、何も連携できないで臨むのも怖かったので、今回は諦めてクレカの事前決済にします。
ただ、現地で支払おうとしたら弾かれるパターンとかもあるみたいなので、やはり複数の決済手段を用意しておいた方が良さそうです。
出発地/到着地の登録 私は空港とディズニーにしか行かないので、設定できるHomeとCompanyにそれぞれを登録しておきました。ちなみに、空港やディズニーの設定は若干調整が必要です。
空港の設定(私が実際にやった手順)
Pudong Airport を選択して出発地に設定
マップ上に表示される吹き出しを選択する
自分の到着するエリアを選択
待ち合わせ場所として駐車場内のエリアがいくつか候補として出てくるので、選択(T2だとP2が、T1だとP1が表示されます)
ディズニーの設定
Shanghai Disney Rand Park Entranceを選択
到着地に設定しようとすると、近くの車が入れる場所が出てくる(Disney Car & Coach Park -Pick Up/ Drop Off Zone)ので、選択する
設定できてしまった場合:マップ上に表示される吹き出しを選択する
Use mapを選択
→2の画面になります。Entranceが表示される時は、左右どちらかにマップをずらすと出てきます。
*Disney Car & Coach Park -Pick Up/ Drop Off Zoneは、検索しても出てこないし、Home等に設定はできないので、登録はEntranceにしておきました。
画像でもそれぞれ見せておきます。
空港に関しては、この設定は必須ではありません。最初から吹き出しが「T2-P2」となっているように、DiDi側が可能なピックアップ場所に調整してくれています(デフォルトがP2-K3)。ターミナルの指定さえ間違えていなければ恐らく問題はないと思います。ディズニーの方は…Entranceの指定が一応できちゃうのでなんとも言えません。
その他に行った準備は以下の通り。
最初に送るメッセージを中国語でメモに用意
私の場合は「中国語が話せません」「電話ではなくメッセージでお願いします」あたりのメッセージを作っておきました。先手必勝らしい。
DiDiアプリには英語⇔中国語の自動翻訳機能がついていますが、翻訳されなかった人もいたので、このメッセージは中国語で用意しておきました。アプリに慣れておく
日本にいるうちから何度も触っておいてシミュレーションをしておきました。携帯番号の下4桁の伝え方を確保しておく
中国語での読み方を覚える&(中国ネイティブの方に音声を送ってもらったデータを元に)練習しておく
メモもしておく(携帯と紙に書いて、紙はちぎって渡せるようにしておく)
③地下鉄の準備
Alipayで交通カードの登録
①Alipay内の左上の地域設定を「上海」にする。
②「モビリティ」を選択
③「地鉄」を選択(画面の出てくる順番が④と逆かもしれません)
④「前住領収」を押す
⑤下の画面になったらチェックを入れた上で”Agree and obtain card”を押す
(矢印を押すと、Alipayに登録している氏名、携帯電話番号、証明書の種類、証明書番号が表示されます)
この時、私は電話番号を"+81 090~"でAlipayに登録していたせいで、"Valid number"の入力を求められ弾かれました。登録情報の電話番号を"+81 90~"に直せば大丈夫です。
QRコードが表示されれば成功です。
その他に行った準備は以下の通り。
乗り換えアプリのインストール
"Metroman"をインストール。
使い方は一般的な日本の乗換案内と同じで、日本語対応なので便利。乗り換え駅に関しては、中国語/英語表記の両方をチェック
Metromanの乗換案内で駅をタップすると英語名も表示されます
(帰国後追記:実際に乗り換え時、中国語の表記がアプリと全く違ったので英語表記は重要です)貴重品を入れるウエストポーチを持って行く
スリ対策です。地下鉄乗車時の保安検査の後に身につけます。(帰国後追記:保安検査時につけていても大丈夫でした)
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