奇門遁甲:四日目
ODD魔女ドレミの不定例会議は約一年ぶり。
この集まりでは毎度のことだけど
ワタシの内側が盛り上がりすぎる。
どうしてくれよう、この胸のトキメキ。
ODDって
大分・道産子・道産子のこと。
読み方は おどまじょどれみ。
年代的に分かる方には分かるアニメのパクリさ。
もちろん
他の二人にもアニメにも許可は取ってないけど
ワタシの内側で勝手に湧き上がったネーミング。
センスを気にする太陽てんびん座のワタシだけど
ネーミングセンスなんてどうでも良いと思うほど
魔女というワードが使いたかった。
それくらい二人の魔女に心地よく翻弄されて
洗い上がりの洗濯物のようなスッキリ感を
ワタシが感じたことを伝えたかった。
ありがとう
自分のための〈ある吉〉記録
令和七年一月十三日
21:20 自宅出発→南西方位(金運3)
21:27 近隣センター 到着
21:39 近隣センター 出発
21:46 帰宅
今日の二人の魔女は
とても印象に残る(要はワタシ好みの)センスの塊。
波風のある人生マップを辿ってきたワタシだけど
その振り幅に見合わない繊細さが
服着て歩いてるような人間なのだと⋯
まぁ厳密にはそこまで言われてないな?
ちょっと盛ってみたわ。
とにかくこの二人が
ワタシは繊細だと教えてくれなければ
知らずに虚勢張り続けてどこかが壊れたかもね。
教えてもらうまでは
自分が強い女のつもりだったんだ。
自分のことは一番分からないもんだと
カードで占いやってると痛感する。
そこに深層心理や無意識の領域があるのに
認めたくないワタシが邪魔するからだ。
だからこそ安心して明け渡せる人がいることの
有り難さも知っている。
ワタシを知っていてもそれに捉われず
本当の意味で客観的で
そして俯瞰して
カードや星やその他諸々を詰め込んで
錬金術を発動している人を
魔女と呼ぶのにふさわしいと思ったのは
自宅から歩いて7分の近隣センターの片隅。
マイナス4度の暗がりだった。