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優雅なヨーロッパ暮らし
何か若い時って、派手でセレブリティーでゴージャスな暮らしに憧れてたのよね。でも年々質素な暮らしを好む様になってるのはなぜかしら。
若い時、独身貴族って言葉が好きだったの。友達がみんな結婚しようが全く羨ましくもなく、一人優雅に暮らすのが好きだった。でも自分がいざ結婚して独身ぢゃなくなるとあの時の様に優雅に暮らしたいって思いが無くなったのよね。別に生活水準が下がった訳でもないのにね!今の夫との暮らしに優雅さを全然求めてないの。
車を買うのも若い時なら絶対新車!!!って思ってたけど、今では中古車でも欲しいメーカーでサイズ仕様デザインが希望に合えば良しとなる。
家を探すのも、"広~いリビングは絶対!"なんて考えは無く、広すぎないこじんまりしたリビングで、どちらかと言えば狭すぎないくらいの小さな家が好み。うちは子供も居ないから教育費もかからないし、将来残してあげたい資産もないから、昔みたいにゴージャスな暮らしがしたければすれば良いのに。
でもヨーロッパで暮らす様になってそう言う価値観って変化していったのかも…年齢どうこうと言うよりも。後はフランス人夫の影響?!
ヨーロッパには古くても美しい物がいっぱいで、ネオンのギラギラした景色が似合わないみたいにそう言うキラキラしたゴージャスな暮らしが似合わないのよね。キラキラゴージャスぢゃなくてもその人の暮らしは素敵に見えるし、アンティークの家具や食器に囲まれた暮らしも素敵に感じる。私は違う意味の"優雅な暮らし"に気づいたのかも。
セレブリティでゴージャスって言う"優雅な暮らし"と、自分の拘りで囲まれた"自分にとっての優雅な暮らし"
これに気づいてから、私は暮らしに大切な物が値段や話題性ぢゃないと、自分の価値観が変わっていったのよね。それから自分の拘りを大切にする暮らしに変化していって、見栄とか他からの評価とか気にしなくなって行ったの。
自分にとっての優雅な暮らしを見つけれたのは、ここヨーロッパでの暮らしのお陰だ。