台湾新竹の日本料理店ご紹介|和食川上
新竹で働く日本人はどこへ行けば本格的な日本料理が味わえますか。
その答えはこちら、「和食川上日本料理」です。
この店は友達が紹介してくれたのです。結構有名な日本料理店で、ネットで検索したら、記事がいっぱい出てきます。
場所は新竹の「城隍廟」の近くです。一階の入り口にはメニューが置いてあります。店は二階にあります。玄関は木製の扉で、店内に入ったら、店員さんがすぐ元気な声で挨拶してくれました。カウンター席とテーブル席があり、カウンター席なら、職人が料理している姿が見えます。日本の寿司屋さんのようですね。
この日、土曜日なので、店に着いたとき、すでに予約満了の状態でした。運がよかったのが、一組の客がキャンセルしたので、無事に着席できました。
料理長とほかの店員が日本人で、日本語のメニューもあるので、中国語がわからない日本人はご安心ください。
日本の居酒屋のような和食メニューが数多く揃っているのが魅力です。定番の刺身や握り寿司、焼き魚、揚げ物がもちろんあります。その他、手書きの期間限定メニューもあります。例えば、カニ汁、ウニ刺身、和牛もつ鍋など、(台湾人にとって)少し珍しい料理も楽しめます。
私はカニ汁とマグロ寿司とアボカドサーモンサラダを注文しました。
マグロ寿司は一皿には8貫があり、漬物と味噌汁とセットにするのも可能です。刺身はとても新鮮で、中とろや大トロ各部位が召し上がれます。日本酒もこだわっているようなので、寿司をつまみながら日本酒を飲むといった楽しみ方もできます。
アボカドサーモンサラダは角切りのサーモンとおろしアボカドが混ざっていて、上にイクラが載っている料理です。アボカド苦手な方がいらっしゃるかもしれませんが、刺身用のサーモンとアボカドはびっくりするほど相性が絶妙で、ぜひ一度食べてほしいです。
そのまま食べたり海苔にのせて食べたりと、食べ方は自由です。柔らかいサーモンととろとろしたアボカドとつぶつぶ感のあるイクラは見た目もきれいで、食感も独特で、とてもインパクトのある一品です。
カニ汁は二人前で、量が結構多いです。器の中にカニが一匹入っていて、みそ汁を飲みながらカニの身も堪能できます。
カニの殻が硬い、剥き方がわからないという方がいらっしゃると思いますが、実はこのカニはしっかり煮込まれているため、殻はとても柔らかくて、軽く噛んだら、すぐ取り除くことができます。普段と違う風味の味噌汁に挑戦したい方にはこちらのカニ汁がおすすめです。
「和食川上日本料理」は新竹に住んでいる日本人と地元の人たちに愛されていて、とても人気があります。ここで食事したいなら、事前に予約を取ったほうがいいと思います。
高級店ではないため、気軽に食事できます。特別な日ではないけれど、おいしい日本料理を食べたい、そんなときにおすすめの店です。