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立ち止まって考える大切さ

私の趣味のひとつのポッドキャスト視聴🎧️📻️
本を読むと睡魔に襲われる私にとって、大切な通信時のお供。毎日新しいエピソードを聞いては、秋晴れの空をぼーっと見てるのが至福の時。

先日聞いていたエピソードが心の底から共感したので共有します。

話によれば、人間が経験する感情が、必ずしも出来事の真相と見合っている保証はないとのこと。湧き上がる感情は、過去の類似経験や周囲の状況を加味した予測の結果でしかないということらしいです🤔🤔🤔

わかりにくいので例をひとつ。

例えば、外で突然破裂音が聞こえた場合。その音の音源を知らない状態。
日本にいた場合は、例えば電子レンジで何かが破裂しただけだと思うかもしれない。

でもアメリカにいた場合、もしかしたら銃声かもと思い、恐怖すら感じるかもしれない。この場合、音の正体を確かめる前に、銃声と思い込んで恐怖が先走っていたりします。



真相を確かめる前に、過去に経験したことと同様のことが起こったと思い込む。その思い込みを通して様々な感情を経験する。脳は外からの刺激全てに反応できないから、経験から得られた知識をベースにして考えるエネルギーを節約する😖


これを聞いて、高校時代の出来事を思い出しました。苦手だった数学の先生が実は超絶優しかったこと。

ある日、個別で質問をしたら先生から「何でできないの。」と一言。当時の私は勉強のプレッシャーで精神的に不安定で、それ以来、その先生は私の中で悪魔認定されてました。とにかくその先生喋る度に恐怖を感じてました。

ところがある日、その先生が私を呼び出して不思議と優しく接してくれた。聞いた話では、担任の先生が私の事情を他の先生に共有してくれたとのこと。この一件で、その先生に対する見方がガラッと変わった。「なんだ、思った以上に理解のある人だ」と思った。


思えばあの時、いきなり悪魔認定する前に一度立ち止まって真相を確かめるべきだったのかもしるない。たった一言を拡大解釈して恐怖を感じていた私。真相を確かめる心の余裕があれば、見方が変わっていたかもしれない。


ポッドキャストでは、思い込む前に疑うことが大切だという。考え方の癖に陥る前に一度立ち止まる余裕をもつ。年を重ねるにつれて経験値が増えて幅が広がる一方で、過去の経験を頼りにしすぎることもよくある話。好奇心を忘れずに生活していきたい。






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