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#椋子
手のひらが見えたら / 椋子
なんだか力が入らないな
ハンドルに触れるだけのこの指と
アクセルも踏めないこの足じゃ
君に会いに行けないじゃないか
この手を握るだけの強さが
今はなくても
強がりだけのこんな唄でも
感情に押しつぶされそうな夜に
君のぬくもりを分けてくれないか
手のひらを見せて それをぎゅっと握って
僕ら手を繋いでるみたいに
そしてまた来るよ
同じような夜が
怖くて仕方がないけど
君が握ってくれたから
強く握っ
冷えた心には白湯を / 椋子
白い目を向けたあの人に
いつまでも執着してる君
おかげで情緒が波打ってる
君にとって大事なもの
だけど忘れないでほしい
だけど忘れないでほしい
みんながそうじゃないってこと
優しく見つめてる人がいること
そして君が放った言葉に
傷ついている人がいるかもしれないこと
冷えた心にはぬるい白湯くらいが
ちょうどいいわ
少しずつ溶かしてゆくように
そしたらね 不思議とね
優しい気持ちがあふれてくる
とい
ちっぽけな世界なら / 椋子
今日もまた 重たい瞼を開いて
心と体がバラバラなままあの場所へ
優しさをプレゼントしたかったのに
言葉は荒々しくなるばかり
頑張りたいのに体が動かなくて
笑いたかったのに涙が出た
何のために生きてるのか
分からなくなる日ばかりで
休むことを選んだ時にはさ
優しさを取り戻せるかな
こんな生きづらい世界でも
どん底にへばりついてても
僕は歌を歌うよ
いつでもここで待っているよ
抜け出せない狭い部
弱虫ヒーロー / 椋子
泣いてる君がいたんだ
その前をただ通り過ぎてしまった
僕の存在にはきっと気づいてもいなかっただろ
家について手を洗った
落ちない翳りは広がるばかりだ
濡れたままのこの両手で
目をこすって頬を叩いた
誰かを救ったその歌で
君は僕を救えるのかい
誰かを救ったこの歌で
僕は君のことを救えるのかい
ただ 走って走って走って
がむしゃらに君のもとへと走った
見つけたことの時なんて
これっぽっちも考えてい