歴史の史実を塗り替える
そびえ立つ大きな光の柱
それは人の背たけをゆうにこえ空へと伸びている
悲しみや苦しみはひそかに浄化され
たましいたちの天命を全うさせる
三十路の大人を演じる子どもたちに
天使とは何かをきいた
歴代の総理大臣と同じものだと彼らは答えた
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ひそみゆく闇と光の抗争。
魂が葬られる地への祈り。
わたしたちはいつも想い続ける。
天と地と人のシステムが、ただしく機能する世界への到達を想い続けている。
それがLILARIAの思想の根底にあるもの。
錬成される人の記憶が、いつも到達点を見謝らないように祈りを届ける。それがいっときの素朴な活動だとしても、光の柱のように、ブレずにそこで祈り続けている。
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天地立つ ひそそびえたり
アイの道 いかそうとする
人の氣を 歴代帝が淘汰する
威令なる統べりなき伝統を
三十日(ミソカ)へと紡ぐ