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#今月の書道 2024年11月2回目、の巻
早々に作品展用の作品が仕上がったので、今月は2回目も基礎力アップのために標準的な練習を。
前回と同じく「敬徳之恪也」(敬は徳の恪しみ也)を、隷書で。
隷書は書いても書いても納得いかなーい!
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隷書は基本的に「右下がり」を
意識して書かなければならないのですが、
どうしてもクセで右上がりになってしまう…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163365084/picture_pc_18b16931d73f61d3f3ab9ff89f70e938.jpg?width=1200)
う…美しい…
隷書は右下がりを意識することと、白と黒がはっきり見えるように書くこと、と何度も指導されているのですが、なかなか思い通りにいかないものです…
悔しい思いを残しながら(次回以降頑張りましょう、ということで)、昔の名筆シリーズで、王羲之の蘭亭序より。
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ご指摘はあったけれど、隷書ほど書けなかった、という思いは少なく。もうひとつ課題を進めましょう、ということになり…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163365843/picture_pc_7c15dab675e2bdc9a1da4781ea5d200c.jpg?width=1200)
思い切り極端に白と黒を意識した
臨書をしてみました
こちらは赤が入らず通りました!よかった!
白と黒を意識する、というのはずっと言われ続けていることなのですが、常に自分に言い聞かせていないとついつい忘れてしまいます。
それもそのはずで、通常人は「無意識にバランスを取って」字を書く癖がついているから。
白と黒を大胆に極端に取ると、バランスが悪くなるという根源的な恐怖を感じるようになってるんですよね。
でも、そこを極端なほど打ち出していかないと、「書」の美しさには到達できないのですよ…
どんなことでもそうですが、日々精進ですねぇ。