臨書シリーズ 嵯峨天皇『李嶠詩』
優雅な気持ちになりたい時は、天皇の書(宸翰)の臨書がいい!というのが私の密かな確信です。
というわけで、今回は引続き嵯峨天皇の『李嶠詩』の臨書を。
「鏡」の時の偏と旁の寄せ方がちょっと甘くて、ぼんやりしちゃったかな・・・
以前にも書いたとおり、天皇の宸翰は墨が黒々としていてまろやかでふとましいものが多く、ゆったりと余裕を感じるものが多いです。
嵯峨天皇はそれに比べると、黒々と墨が乗っているのは変わらないのですが、だいぶ線の強弱(太いところと細いところ)の差が強く、美しいデッサンを見ているような気持ちになります。
かすれもあるのですが、「墨が足りなくてかすれました」という感じがしない。あくまで墨が乗った状態で早く大きく動かすことでかすれを出しているので、墨の配分の訓練にもなるような気がします。
実は本日、大腸検査を受けるために、自宅で腸を空っぽにするよう指定の下剤を飲み続けるという苦行を行っておりました・・・
大腸検査って、内視鏡を入れる時より、下剤飲み続けて腸を空っぽにしている家庭が一番辛いんですよね・・・(遠い目)
内視鏡を入れている時は麻酔してるから痛みもないしなぁ・・・
なので、ちょっと優雅を気取ってみたくて、嵯峨天皇の字の臨書などしておりました(笑)
ちなみに、今回は大腸内視鏡検査前に自宅で腸クレンジングまでするよう指示があったのですが、タイムスケジュールはこんな感じ。
検査前日→指定された「エニマクリン」という食事を3食とる
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検査前日夜→ピコスルファート(錠剤3錠)
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検査当日
朝からモブピレップ(腸クレンジング剤)2リットルとジメチコン(液状)10ミリリットル。その後、午後の紅茶を500ml。
モブピレップ、最初の3杯(一杯200mlずつ服用)くらいは酸味もあって飲めるのだけど、1.5リットル超えたあたりから飲むのが辛い…
モブピレップ飲みきれなくて、午後の紅茶をガンガン飲んで出した感じです。
多分この午後の紅茶攻撃wが効いた!
おかげで自宅で便が薄い黄色の水になるまで仕上げることができました。
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病院に内視鏡検査に
全身麻酔だったので、看護師さんに起こされた時には検査終わってました💦
楽ちんで良かった良かったです。