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算命学と断易からtimelesz projectを考察する~Team Red~、そして3次審査通過者の傾向、の巻
やりきりました。
ついに赤チームです。
配信される前に占断を提示できる、唯一のチームとなりました。
それで、全部やりきってはっきりとわかったのですが、
timeleszの3人は(3人、と断言するのははばかられますが・・・実質2人は、といった方がいいかも)、「自分と似た人」を「仲間」と考えているのだと、算命学からはいうことができる、と。
これまで約20年ほど、私はジャニーズのグループのことをたくさん分析してきましたが、こんなに「算命学的に同じような人たち」を寄せ集めたグループは見たことがないです。
なんとなく、様々な立ち位置の人たちをジャニーさんが集めてデビューさせてきた。
その「神の手」のような手腕を当たり前のように思ってきたけれど、それは当たり前のことではなく、希有な才能だったのだと思います。
そういった総括は、本稿の最後に行うとして。
赤チームの分析を行いましょう。
過去のエントリーについては以下の通りですので、未読の方は先にこちらを読むことをお勧めします。
算命学と断易からtimelesz projectを考察する~前提として~、の巻
算命学と断易からtimelesz projectを考察する~Team Blue~、の巻
算命学と断易からtimelesz projectを考察する~Team Green~、の巻
算命学と断易からtimelesz projectを考察する~Team Yellow~、の巻
Team Redを分析する
Team Red 1 ~浅井・猪俣・上野~
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猪俣周杜さん
上野凌大さん
とりあえず、これまでの「ジャニーさんだったらこういう人材を選ぶ」という条件に見合う人かどうかを確認します。
残念ながら、この3人の中にはいません。
但し、浅井さんが虚気ですが従財格一点破格という従化五格に入っていました。
彼の持つ「華」はここに由来するのかもしれません。
Team Red 2 ~北林・佐野・鹿野~
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佐野空波さん
鹿野倖巧さん
「ジャニーさん基準の条件」に当てはまるのは、主星「牽牛星」の佐野さんです。日干も「甲」なのでtimeleszの3人とも被らず、ちょうどいいと思います。
更に佐野さんは殺印相生格一点破格という格にも入っています。
華も感じられるし、これは是非とも欲しい人材です。
Team Red 3 ~沼田・日野・松田~
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日野健太さん
松田和季さん
「ジャニーさん基準の条件」にあうのは、まず主星「鳳閣星」の沼田さんです。日干は菊池くんを侮光することになる「丙」ですが、この明るさと発信力は、なんとなく水分多めでじめっとするtimeleszには必要な気がします・・・本当なら。
もう1人、主星「牽牛星」の日野さんもいいですね。
ただ、日干「癸」が松島くんと被るのが難点でしょうか。
Team Redの算命学・断易的総評
以上の算命学での総評に加え、断易で得た結果をあわせた結論が下記のようになります。
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まず、36人中唯一条件を3つクリアしている佐野さんが余裕を持って通過するだろうと判断しました。
次いで、条件を二つクリアしている浅井さんまでが順当な勝ち上がり組です。
最後、鹿野さんは日干「癸」が松島くんと被るのが懸念材料ですが、主星「車騎星」は誰とも被らないこと、そして断易で「通過」と出ているので合格組と考えました。
青、緑、黄色、赤それぞれのグループから、「この人は通過するだろう」ということをあまり人数を考えず、ただただ断易の結果を重視しつつ、timeleszに欲しい人材をいう主軸からぶれないように占断したところ、なんと16人となりました。
通過予定者15人と誤差1人。
さて、この結果、どこまで当たるでしょう。
36人全員を鑑定して見えてきた3次通過者の選考傾向
さて、冒頭にも書きましたが、私はこれまでずっと、「ジャニーさんが作ったグループ」をたくさん分析してきました。
ジャニーさんの作るグループは適度にばらけていて、そのグループの中でそのメンバーが唯一無二の存在になるように上手く差配されていたように思います。
今回36人全員を見て、明らかに違和感を持ったことがありましたので、ピボットテーブルで集計してみました。
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赤いセルがそれぞれtimeleszメンバーの日干と主星です
ピボットにすると一目瞭然なのですが、日干「癸」が圧倒的に多いのです。
36人の内9人・・・1/4も癸なんて、偶然を超えて奇妙に感じます。
再三述べてきたとおり、この「癸」は松島聡くんの日干と同じです。
次いで多いのが日干「壬」と「丁」。
「癸」が水性の陰なら、「壬」は水性の陽なので、「壬」と「癸」併せて水性の日干は合計14人に上ります。ちょっと多すぎる。
もうひとつの日干「丁」は、菊池風磨くんと同じ日干になります。
この日干の傾向から考えると、このオーディションの方向性を下記のように分析することができます。
① 水性の日干が多い=クールさと色気を兼ね備えた人材を求めている
(水性の日干のひとは、「水もしたたる・・・」などの言葉の通り、妙に色気のある人が多いとされます。特に、春生まれの水性は「春水」とも呼ばれ、色っぽいことこの上ないです)
② timeleszメンバーは「協調性がある人」を「自分たちと感覚の近しい人」「今作っている世界を壊さない人」と考えている
③ 破壊力よりは保守的な思考をする人を求めている
主星に話を移すと、これまた方向性がはっきりしていて、金性の陰の星である「牽牛星」が6人、金性の陽の星である「車騎星」が5人。併せて金性の主星だけで11人に上ります。
「牽牛星」は別名「官僚の星」とも呼ばれ、チームで一つの目標を達成することを得意としています。また、前述の通り、石けんの香りのしそうな清潔感と、シュッとした佇まいの人が多いのも牽牛星の特徴です。
そしてもうひとつ。
この牽牛星はtimeleszにとって重要な意味を持ちます。
それは、中島健人くんの主星が牽牛星だという事です。
つまり主星から判断すると、timeleszの3人は、中島健人くんの代わりになる人材を無意識に探しているのではないか・・・という推測が成り立つわけです。
ちなみに中島健人くんは日干「戊」で主星が「牽牛星」でした。
いかにもジャニーさんが選びそうな組み合わせの持ち主です。
timeleszのメンバーが今後、timeleszをどのようなグループにしたいのか、もしかしたらまだ本人たちも手探りの状態で、それ故に比較的「現状維持」を主眼とした選抜になったのではないかと・・・私は36人を分析して一つの結論に至りました。
黄色チームの分析のエントリーで、私は、
「いっそ大倉Pに介入してもらって、大倉Pに選んでもらった方が客観的な人選ができるんじゃないか」
と書きました。
timeleszが完全に新しいグループであるなら、それもありだっただろうと思うのですが、timeleszがグループとしての「歴史・伝統・文化」を背負っているというその自負がある以上は、このような保守的な選択は間違ってはいなかったのだと考えます。
確かに、立ち上げのグループであれば、異分子同士を組み合わせてケミストリーを楽しむ、なんてこともあったのかもしれません。
でも既存のグループはそうはいかない。
「追加メンバー」を迎えるにあたって、既存メンバーが何を求めているのか。
timeleszの場合、それが「現状維持」と「保守的な指向性」だったということなのでしょう。
とりあえず、現状維持。
頃合いを見て、何か新しいことを。
そういう計画が、既にあるのかもしれませんね。
さてさて。
私自身、断易で得た卦がどれほどの確度があるか、また私の読みの精度が現状どの程度なのか、答え合わせをするのが楽しみです。
いずれにしろ、4次審査に進む人たちはもちろん、3次審査で終わってしまった人たちにとっても、実り多い時間となることを祈らずにはいられません。
八方丸く納まるといいなぁ・・・なんて願うのは、贅沢でしょうか。