内側で息づいている無価値観
皆さま、最近夢って見ていらっしゃいますか？
寝てみる夢です。
３月は特に夢を見る回数が多かったのではないでしょうか？
私も先月はずいぶん夢を覚えていた気がします。
印象的な夢もいくつかありました。
最近の夢は、心の奥底からの何かが現れてきたようです。
「周りの人に好かれない」という夢をよく見ました。
少し前のことだったり、子どもの頃のことだったり。
先日。
瞑想というか意識と無意識の中間くらいにいる時に、ふとそれがよみがえってきました。
あえて言うなら「不安」と「失望感」。色々とトラウマは乗り越えてきているはずなのですが、やっぱりまだ眠っているんだなあと再確認。
そもそも、全くなんのトラウマも思い込みもない人なんて存在しません。皆、なにかしらの引っかかりを持って、それでも頑張って生きているんですよね。本当に、生きてるだけで皆さんえらいですよ。頑張っています。
それはそうと、
「はて、これはもっと昔からある感情な気がする…」
そう思ったので、さかのぼって探ってみることにしました。
同じ感情をたどって、意識を昔に戻していくことにしました。
人のために頑張ろうと思っていても、なぜか誤解されたり嫌われたりする失望。どんどん独りぼっちになる不安感。
↓もっと前
仲間外れにされる失望と不安感。
↓もっと前
いじめ(助けを求めても得られない失望感・いつやられるのかという不安感)
↓もっと前
家出する母親から置き去りにされる。捨てられたという感覚。毎日のように心無い言葉を浴びせられる。どんどん下がっていく自己価値観。常に怒っている母。当時は暴君だった父。家族全員で繰り返し行われる喧嘩。「もうやめて」と泣いて頼んでも止められない。何もできず、叱られ続ける自分への失望感。「自分が怒らせたらまた喧嘩が始まる」という心配。「安心できる居場所がない」という気持ち。心の平安はほんのひと時で、いつその均衡が崩れるか不安が付きまとう日々。
ここまで来て、
そうか、周りの人から嫌われる(と思い込む)状態は「自分で作り出していた」と気づきました。
そもそも今現在はそうではないというのに、「コミュニティで嫌われる」という感覚があること。おそらくこれは、幼少期からどんどん塵積って山となる状態で肥大した「失望感」と「不安感」がくっついているもの。
その感情が、同じ状態を引き寄せたり、あるいは本当はそうではないのに「思い込み」によってそう見えたりしていたのでしょう。
きっかけは家族仲かもしれませんが、無意識にパターン化していたのは自分だったのです。(人のせいではなく)
***
不思議なもので、現状は無意識が作っています。
無意識なので気づきはしないことがほとんどなのですが、
自己価値や無意識で思い込んでいる考え方が今目の前に現れています。
たとえばうまくいっていることでも「こんなに簡単にうまくいくはずない」という思い込みが無意識にあれば、バランスを取ろうとしてそういう状態になっていきます。
なにごとも陰陽のバランスで、たとえるならば陰が無意識であり精神世界であり、陽が有意識であり現実世界のようなものです。
私は幼少期から刻み込まれた無価値観や不安感、失望感が今、声をあげているのだと気づきました。
物事にはタイミングというものがあります。
たとえば、小学校一年生がいきなり分数の割り算を習ったりはしないように、まずは自然数の足し算からはじめ、徐々に他の概念を獲得していくように。
そういうベストなタイミングを無意識(超越意識)は知っているので、ちょうどいいタイミングで向き合うべき時がやってきます。
これは、形をかえて何度も訪れます。
まずは簡単なドリルからはじめ、徐々に難易度が上がっていくパターンもあれば、いきなり難易度MAXの課題を目の当たりにするパターンもあります。それは本当に人それぞれです。
私も何度か取り組んできたのですが、再度向き合うべきなんだなと思いました。生まれてすぐから始まった、サバイバルな時期で得た観念を、自力で手放すタイミングなのかもしれません。ヒーリングなどをしていこうと思います。
牡羊座の「I am」のエネルギーである今、こういう感覚になることに、なんだか納得も感じています。
I am = 私である
確かにそうです。
でも、私とはどこまでが私で、どこからが私ではないのか。
私の中に、他者の感情や考え方があるのではないか。
おそらくあまりに自然に入り込んでいるので、自分では気づいていないけれども、他の人の感情や考え方を無意識に自分のものと思い込んでいるパターンは多いです。とんでもなく多いです。
ある意味では仕方のないことです。人は共同体(家族も含む)なしで生きることが難しいので。
あなたには、自分の中で繰り返し現れるパターンはありますか？
ここ最近、気になっていることはありますか？
繰り返し見る夢はありますか？
できるだけ自由な感覚の自分でいると、とても生きやすくなります。
もし気になっている感情があれば、感情単位で探っていってみてくださいね。
お友達のInstagramにうつっていた桜の写真を見ていたら、ふと言葉が交わせた気がしました。
「分け隔てなく」。
本来の魂は、分け隔てのないものです。
それがこの世では、霊体と体という「器」に入って生まれることにより、一見して分け隔てられているように感じます。
桜さんは、「本来は分け隔てのないことが自然なのですよ」と言っているのかもしれません。
よく「分け隔てなく愛しなさい」なんてありますが、その分け隔てには「自分」も含まれます。
自分と他人を別に愛するわけでも、どちらかを特別扱いするわけでもなく、どちらもが同じく尊い存在なのだと。
桜さんはそう伝えたいのかもな、と思いました。
ついでに「脳も同じ」とも言われたのが面白かったです。
確かに、脳も桜色をしておる…！と一人で思っておりました(笑)
脳については、私個人への言葉かもしれないので、ここで考察を述べることはやめておきます。(ほとんどの方には面白くなさそうなので笑)
あなたは、分け隔てなくご自分を大事にされていらっしゃいますか？
あなたの隣にいる人のように、あなたを愛していらっしゃいますか？
できなくてもいいのです。
ただ、「本当は皆が同じ」と意識するだけでも、何かが違ってくるかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございます！
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