いろいろなガイド(守護霊)さん

ガイドさん。
「守護霊」さん、
という呼び方のほうがなじみがある、
と言う方もいらっしゃる
かもしれません。

いわゆる、
我々を見守り、
導いてくださっている
霊的存在のことです。

ご質問や、
興味あるから聞かせて！という
お声をいただくことが増えてきたので、
まとめた記事を書いてみました。

★常識が、昔と今で変化している

ひとくちに
守護霊さん、と言っても
種類は色々あるようです。

私が以前
見聞きしたところによると、
主護霊、指導霊、守護霊、
などの種類があるとのことで。

私は、めんど……いえ、
そこまでの差はないかな
と感じるのと、
呼びづらいので
だいたい「ガイドさん」と
お呼びしています。

別な呼び方のほうがいいな、
と感じたら
今後変えていくかもしれません、

(実際、そこまでハッキリとした差はないです。目的としては同じであることと、魂に優劣はそもそもないからです)

とはいえ、
「ガイドさん」とお呼びしていますが、
色んな方々がいらっしゃいます。

たとえば、
前世(別な時代に生きた自分)や、
ご先祖さま、あるいは自然霊、
すでに天使になっているような存在。
はては、宇宙意識など。

本当に立場も気配も
色合いも様々です。

共通しているのは、
愛に満ちている、
ということ。

今回、
これまでの自分自身の体験、経験、
お客さまや友人知人、
家族の体験などをふまえて
分かったことや感じたことを
書いていきます。

もちろん、
他の方と同じように
私もこれからさらに
成長していきますので、
「現時点」での見解です。

また新たな気づきや学びがあれば、
都度アップデートしていく内容、
と思っていただけるとありがたいです。

★☆ハイヤーセルフ

その前に。
ガイドさんと同じくくりに
されていることも多いですが、
ハイヤーセルフは
ガイドさんとは違います。

高次の自己、と呼ばれるもので、
これこそが「本来の自分」と
ほぼほぼ同じもの。

対義としてロウアーセルフ(低次の自己)というものも。

イメージとしては、
たとえば超高層ビルのうち、
一階や地階が「ロウアーセルフ」で、
上階がハイヤーセルフです。

「普段の自分」が何階かは、だいたい人格に比例する

普段の意識の階層は、
その方によって様々なので、
一概に言えません。
目安としては、
人格に比例しています。

最上階のハイヤーセルフは、
下層すべてを理解していますし、
さらに上、神の領域に一番近い
ところにいます。
上に行くほど
自我より大我となっていきます。

ヒプノセラピーで時々
登場される場合がありますが、
最上階のハイヤーセルフさん
ではない場合も勿論あります。
(普段の意識より上、という意味での「ハイアー」の場合も多いので)

つづいて、ようやく
ガイドさんについて
お話していきます。

１．ご先祖系ガイドさん

ひと昔前までは、
「守護霊」というと
コレをイメージされる方が
多かったかもしれません。

つまり、亡くなった
おじいちゃんやおばあちゃん、
あるいは何代か前のご先祖さま、
などです。

実際、ご先祖さまがいらっしゃる
場合ももちろんありますが、
そう多くはないな、
というのが私の印象です。

それはなぜなのか、と
ちょっと考えていたのですが、
次のような気がしました。

ご先祖さまに限らず、
ガイドさんは我々を
「とにかく見守る、ときどき導いたりアドバイスしたりする」
というような役目を
していらっしゃいます。

よほどのことがない限り
「手は出さない」んです。

肉親や顔見知りくらいの
近い血縁の場合、
それがうまくできないことがあります。

たとえば、
心配が先にたってしまうとか、
ついついお節介してしまうとか。

そういう場合は関わると逆に
「守ってもらっているご本人」の
ためにならないので、
距離がある場合が多いようです。

あるいは、
余計なことをしないように
他のガイドさんから指導されたりします。
(こういう指導役を主護霊とか守護神と感じる方がいるのかも)

何代か前のご先祖で、
とても悟った方や
霊的成長の早い方が、

自身の修行のためにも
ガイドさんとして
見守ってくださっている
場合もあります。
ありがたいですね。

２．前世系ガイドさん

個人的に面白いなと思うのが、
この「前世系」ガイドさんです。

言葉通り、その方の
前世(別な時代に生きる自分)の
分霊(ぶんれい、わけみたま)、意識が
見守ってくださっている状態です。

いわゆる
指導霊(なにかの使命を達成するよう見守る存在)
となっている場合が多い気がします。

指導霊ではなくとも、
「今回の自分」の人生を
見守ることが
自分の霊的成長や修行になる、
などの理由で
ガイドしてくださっている
場合もあります。

前世や来世は
一方通行ではなく
同時多発的に存在しているのですが、
これが不思議だなあ、
面白いなあと感じる所以です。

私自身にもいらっしゃいますし、
お友達やお客さまでも、
こういうふうに
「かつて自分だった方」が
今回ガイドに回ってくださっている。
そんなパターンも多いのです。
興味深いですね。

３．天使系ガイドさん

よく「あの人って天使っぽいよね」
と言われる方は
いらっしゃいませんか？

そういう方は、
おそらく天使的な存在が
ガイドしてくださっています。
(人格にも関係しているようです)

ただ、天使といっても様々です。

もともと
長い時間「天使」として
存在し続けている
自然霊に近い存在もいれば、

もとは１や２のように
人だったものの、
霊的な修行のすえに
天使的な階層の意識に
上がっている方もいらっしゃいます。
(超高層ビルの例えでいう、上階ということです)

「大天使ミカエル」さんがついてる！
なんておっしゃる方が
世界中に大勢いらっしゃいますが、
天使さんに限らず
上層意識の霊的存在は、
同時に別々の時間・場所に存在できるので、
そういうことも有り得ます。

たとえばあなたに
アドバイスをくださりつつ、
100年前の見知らぬ人と共にいる、
ということも可能なのです。

天使系だな、と感じる意識さんは、
基本的におだやかで優しく、
争いごとを好みません。

善悪、よしあし、良悪、のように
相反するものを「敵」と見なすことはありません。

すべてが本来は一体であり、
一の中に全があり、
全の中に一がある、
ということも理解しているからです。

４．自然霊系ガイドさん

龍神さまとか神様、
と言われるような存在も
ここに含まれます。

より純粋なエネルギーに近い、
自我よりも大我に近い
存在たちです。

３の天使系の方々同様、
善悪というものを区別しません。
どちらも同じ命だからです。

３と違うのは、
ちょっと迫力があるところ
でしょうか。

相対すると
「怖い」というような力強さ、
恐れ多さを
感じることもあるかもしれません。

人間の理屈は
自然霊の方々には
意味を成しません。
そこにあるのは、
真理だけです。

５の宇宙系にも
かなり近い気がします。

５．宇宙意識系ガイドさん

※２の場合も多くある、
ということを言い添えておきます。

あきらかに
地球の人間ではない意識体の
ガイドさんです。
２と同じく
自分との関係が深いことも
あります。

宇宙に生まれて
生きていた(生きている)自分の分霊、
という感じです。

見た目はもちろん、
意識的にも計り知れず、
地球の常識ではとうてい
理解できないかもしれません。

ただ、とても
純粋で高い階層の意識
であることも多いです。

こういう方々が
ガイドしてくださるのは、
修行なのか何なのか、
正直私にもよく分かっていません。

６．動物系ガイドさん

あえて書きましたが、
４に近いことが多いです。

人によっては、
トーテムアニマルとか
パワーアニマル、などと
呼ぶ方もいらっしゃいます。
眷属と呼ばれる方も。

ただし、
こちらの動物さんたちの
階層が高いかどうかは、
ついているご本人の意識、
人格に比例するようです。

★大事なこと

以上、思いつくものを書いてみました。

実際には、
これらが重なっている場合も
かなりあります。

たとえば、
お友達では
２であり３であるガイドさんが
付いている、という方も多いです。

そして、なにより
一番だいじなこと。

どんな方にも、
これを読んでくださっている
あなたにも、
１人ではなく
大勢のガイドさんが
いらっしゃいます。

常にぴったりと
隣や後ろにいるのではなく、
意識の片隅にいる、
という感じでしょうか。

ガイドさんたちは、
とにかく、
見守ってくださっています。

あなたが泣いているときも、
怒っているときも、
絶望し諦めそうなときも。

たとえ私たちに
声が届かなくとも、
その愛が届かなくとも。

ひたすら諦めず、信じ、
時にはあえて心を鬼にして、
時には母のような気持ちで。

どれだけその愛が深く、
広いのかは、
全てを感じることは
難しいかもしれません。

でも、
これを読んでくださったあなたに、
少しでもその「愛」が
響いたら嬉しいなと思います。

今この瞬間も、
ガイドさんはあなたを
心から愛してくれていますよ。

最後までご覧いただき、
ありがとうございます！