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血のつながった家族、つながらない家族
今でこそ、わが子がかわいくてかわいくて、
毎日「生まれてきてくれてありがとう」と思っている私ですが、昔はそうではありませんでした。
物心ついたころから家庭不和がひどく、両親も何度も離婚するだのしないだのモメていて、怒鳴り声の中生きている毎日だったせいか、「結婚とは不幸せなもの」というイメージが根強かったのです。
結婚でさえそう思っていたので、子どもを産み育てるなんてなおさらのこと。
「あんたなんか産まなきゃよかった」と言われてきた私です。
母になって子どもを育てることなんて無理だろうと思って生きてきました。
自分が同じセリフを自分の子どもに言ってしまうかもしれない、という恐怖があり、自信もなかったのです。
けれども、成長しいろいろな人とかかわっていく中で、結婚しても幸せで、子どもも大切にしている人はたくさんいるんだ…ということがわかりました。
私の過去世で、みなしごで拾われ、子どもとしてではなく「労働力」として育てられた少女がいました。
決して可愛がられることはなく、ただひたすらに毎日を生きるだけ。
美しさもなかったので、綺麗な着物を着て重宝される娘たちを尻目に、下働きの日々。
結局、結婚もしないまま病気で世を去るのですが、死ぬその時すら、一人ぼっちで、「家族がほしかった」と思いながら亡くなっていきました。
過去世では、血のつながった家族をほしいと強く願うこと、ほしくても手に入らないことなど、家族について深く学びました。
そして、今世での幼少期では、
「血のつながりがある家族でも、同じ家に住んでいても、必ずしも幸せとは限らない」
ということを学びました。
まるで視点を反対にしたように、学んだのですね。
血のつながりだけが家族じゃない。
同じ家に住んでいても、心がつながっていなければ、家族じゃないのと何も変わらない。
そんな事を思うようになりました。
それがいいとか悪いとかではないのです。
つまり、家族であっても、なくても、
人と心を通わせることが一番気持ちいいことなのだ
ということなんです。
私はいま、ありがたいことに、とても幸せな家族の中にいます。
自分がいい親かと聞かれると、自信はあまりありませんが…
今もいい親でありたいと願いつつ、日々過ごしています。
でも、子どもには、親(大人)でも間違うこと、悪かったら謝ること、そしてあなたは宝物だということを、何度も伝えています。
(伝わっているかは分かりませんが…笑)
それは、これからも伝えるでしょう。一生。
あなたは、家族と仲良く過ごせていますか?
家族よりお友達と仲良くしていますか?
どちらも素敵です。
どうぞ、好きな人たちと、気持ちよく心を通わせて、この世界を楽しんでいってくださいね。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
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