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〈エシカルファッション特集 第1弾〉ZARAとサステナビリティ
ファストファッションブランドとして人気を集めているZARAに訪れてみました。急激に変わりゆくトレンドに追いつくために常に急ピッチで生産・販売を行う同社ですが、やはりそれなりの代償がいくつも見られました。
写真のTシャツは決してシワ加工ではありませんが、かなりシワシワです。ワイシャツにも明らかに違う色の糸が見られたり、ほつれが目立つ商品も少なくありません。ポリエステルで艶を出したりするのが価格を抑えられる理由となっているようです。ラックにも同一商品がわりと乱雑に並び、店舗側も服を丁寧に扱っている印象は受けませんでした。
一通り見た後、店員さんにZARAがサステナビリティー実現のために行っている取り組みについて伺いしました。
ZARAでは他の競合と同様、衣類回収ボックスを設けて不要になった服を回収しているようです。〈画像1〉
ポリエステルでも、できるだけ再生ポリエステルを使い、同社のホームページを開く際の通信は、太陽光で賄ったりもしているようです。しかしながら、この2つの取り組みについてはウェブサイトでの説明はなく、「気にしている消費者は少ないのではないか」というのが店員さんの見解でした。
帰り際にその回収ボックスを見てみましたが、画像3枚目のように、どれも新品と見間違えるほど綺麗な状態でした。中には、ZARAのものもあり、ZARAで買ったものをZARAで処分する消費者もいるようです。〈画像2〉、〈画像3〉
残念なのはこういった回収ボックスに衣類を入れるのは、まだ意識が高い消費者だということです。そんな消費者でさえも新品同様の衣類を処分するわけですから、そうでない人の衣類の扱いはさらに酷いものだと推測できます。
まだまだ目に見える現状しか把握できない状況ですが、更なる研究を重ねていきます。
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