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BLOG:112~life in ASAHIKAWA

Lonely Winter Again 歌詞解説

Mikazuki 歌詞解説

★歌詞について少し触れた記事BLOG:042

どうも、北海道旭川より、"りるいるちる"のLil-Kです。
8th シングル「Rakuten」が2024年8月3日リリースです。
こちらも宜しくお願い致します。

私的ニュース。
Twitterで流れてきたこれ。

この記事のコメ欄を見ると、肯定的な意見が多いように思う。
どれもあくまで「病による苦痛からの解放、尊厳死、安楽死」という視点。
僕は安楽死は認められるべきと考えている。

これは当事者(関係者含む)と、
当事者でない者(一切周りに該当者がいない者、環境に触れたことがない者)
で意見が変わると思う。

当事者及び当事者周りで、
この安楽死に反対する者って
どういう人なのだろうかとすら思ってしまう。
それくらいに僕の中では認められるべきものだと強く思っている。
(法律や社会システム的に難しいから~とかそういう話ではなく、
単純に認めるべきか認めないべきかという話においてね)

僕は親の苦しむ姿を見たくないし、親の意思を尊重したいと思っている。
両親は現在元気だが、近い将来高い確率でぶち当たる問題だ。

重い病を患って、希望的な未来が無いまま、
ひたすらに近代の技術で生かされ、
拷問(治療)のような日々を送るのであれば、
本人の希望は叶えてあげたい。

僕は当事者であったことはないが、
想像しうるリアルな現実は相当深刻なものだと考える。

上記のこれは尊厳死、安楽死の話。

人間が人間であるための自死というニュアンスが近いのだろうか。


僕が8月にリリースしたシングル、
「Rakuten」
これは自殺の話。

Rakutenは「楽園天国」の略。
(その昔、学園天国というモンスターヒットした曲があってだな…今の若い子も聞いたことくらいあると思う)

自死と自殺の違いは、明確にはないらしい。

ただ僕の勝手な解釈は、
自死という大きいくくりの中に、
①尊厳死
②安楽死
③自殺
があるように思っている。

①尊厳死は、自身の意思に基づいて、延命治療を行わず死を迎えること。
つまり自然に死を迎えるということ。
⇒簡単に言うと治療拒否。別に問題ないが、自然に死を迎えるまで、それに見合った苦痛は伴うだろう。

②安楽死は、自身の希望により、主治医が薬物などを用いて死へ至らしめる行為のこと。
つまり自然に死を待つ尊厳死とは違い、人為的に死を迎えさせること。
⇒日本では法律的にアウト、スイスは条件満たせばOK⇒スイスに殺到

③の自殺は全く別物、「社会的に追い詰められた末の死」
あくまでこれは僕の解釈。
基本的には「生きることに対しての絶望」が近いと思っている。
ただ社会的に追い詰められているわけでもなく、
単純に生きる意味がないという無気力からくる場合もあるかと。


そんな
自殺についての曲。

歌詞はこちら参照

この曲を書いたのは、
テラスハウスの木村花氏が亡くなった時くらい。

曲の冒頭の数行はそういう意味だ。

後の歌詞はご想像にお任せする。

超高齢化社会がほぼ確定で来る未来において、
安楽死は認める方向にいち早く動いて欲しいが、
本当に向き合うべき問題はこっちの自殺。
「社会的に追い詰められた末の死」の方。

これは、
「生きる促進要因」よりも「生きる阻害要因」
が大きくなるとリスクが大きくなるらしい。

「生きる促進要因」は将来の夢や希望、家族友人、仕事に趣味、経済的安定などなど。

「生きる阻害要因」は将来の不安、経済的に不安定な生活、過重労働や介護疲れ、社会への不信感、孤独などなど。

死にたいというよりかは、
生きる意味がないという感じなのだろう。
生きることに魅力を感じないという方が近いか。

この動画のコメ欄に、よく的を得ていると思うものがあった。

・希死念慮:生きることに消極的
・自殺願望:死ぬことに積極的

なんかこの動画のコメ欄は、
授業を受けた後のディスカッションみたいで面白い。(不謹慎ならすまん)
個人的に芯をくっているコメも多数あって、
あーなるほど!と感心ばかりしていた。
昔から僕が言っていた自殺観に近いものもチラホラ。

ガチな人以外の「死にたい」は「リセットボタン押してぇ~」くらいでしょ リセットボタン押して別の世界や別の自分で1から始めてぇって感じ
今の設定に飽きたと言うか そしてそんなボタンは無いので今日も死ぬこと無く行きていくという そんな感じ

死のうとすると大体痛かったり苦しいから死なないだけよ
ログアウトする時に苦痛を伴うOSやバースなんか、誰もそもそも起動したくないしログインしたくないのに、電源ボタン押すのは自分じゃなくて親なんだから理不尽を感じて、その時の明確な恨みを死にたいって言葉で希釈してるだけ
だからそういう気持ちを堪えて孤独に人生を闘ってる人は尊いんだけど、圧倒的な理不尽への恨みを自責で薄めて無害な人であろうとする人も俺は称えていたいよ

コメ欄より一部抜粋

「苦痛の伴わないリセットボタン」が仮にあれば。


冒頭の安楽死カプセルの用途はあくまで、
回復の見込みのない病気に対しての安楽死用。

自殺のための「苦痛の伴わないリセットボタン」ではない。

ただ、電車に飛び込んだり、部屋で首吊ったりするよりかは、
良いのかなと思ったり。
これは本当に難しい問題。
仮に自殺のための「苦痛の伴わないリセットボタン」があったとしたら、
どれほどの人が押してしまうのだろうか。
考えるだけでも恐ろしいが、
それこそが現代のリアルで、
その人自身の本音なのだろう。

色々書いたが、
僕自身は今のところリセットボタンを押すつもりはない。
リセットボタンを押す人も否定しない。

親には感謝の言葉を言う事はあるだろうが、
呪いの言葉は絶対に吐かないと決めている。

それと、絶対に両親より先に死なないと決めている。

これは僕が人間であるための、
人生の最低ラインの決め事。

今後親がどんなにボケたとしても、
僕のかけた言葉を理解することができなくなったとしても、
絶対に呪いの言葉は吐かない。

僕は最低でも人間ではありたい。


最後にコメ欄にあった、不謹慎な闇アンミカ サンプリング

死にたいって200種類あんねん

不謹慎だが上手い。
サンプリング元が分からない人は「アンミカ」「白」で検索してくれ。


【追記】
先日のこと。
横浜で女子高校生が飛び降り、巻き添えで30代女性も死亡した事件があったとのこと。
10代の安楽死を認めるような社会になるにはかなりハードルが高いので、
まずは自殺の方法による被害についてもっと認知されるべきかなと思う。
自殺する側は、その先「無」になるわけで関係ないのかもしれないが…。
巻き添えをくらった被害者が何とも報われない。
そして自殺した側の家族も同様に。
あまりに悲しみが深すぎる。
無茶苦茶横暴でグレーなことを言うと、誰にも迷惑をかけない簡易的な自殺の方法を知る(どこかで知れる)というのも一つかなと。
10代は逃げ場が無いからね。
恐らく「必要な物」も揃えれないし、こういった強行手段に及ぶのだろう。
こういったニュースは悲しみが深すぎる。

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