lily(23)

Peep inside my head?

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最近の記事

四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて

村上春樹の小説が好きだ。特に、この表題の超短編は洗練されていて、どこか寂しいけど人生の運命たるものを描いていて、とても好きだ。

    • 忘れていたこと

      映画観で映画を観ること、決して安くはない料金を支払って2時間かけて映画を観る。わたしにとっては贅沢で、そして生きている感覚を蘇らせてくれる人生への必要事項だ。 ここまで書くとすごく大袈裟な気もしたけれど、絶賛独身OLで、平日は灰色のビルの中でおどおどしながらPCをカタカタしているわたしは、映画のおかげで、しかも「映画館」に観に行く映画のおかげで、2時間だけでも異世界への旅をして、生きることの楽しさを思い出せる気がする。 いくら楽しくない仕事が続いても、納得いかない最悪な状

      • 付き纏ってくる自分

        遠くへ行けば行くほど、どこまでも自分が一緒で、うんざりしてくる。 熱意が持てない仕事で他人から評価されることにもうんざりする。 でも自分がやりたかったことってなんだっけ? 小さい頃は何をして遊んでいたっけ?? とにかく褒められることが嬉しかった。怒られることはしなかった。良い子だった? 遠くへ行って誰も知らないところへ行きたい衝動に駆られるけど、多分一番逃げたいのは自分自身からだったんだな。

        • 最近、薄い膜が自分の周りを覆っていて、見えるもの、聞こえる音、漂ってくる匂い全部が、他の世界のことに感じる。その薄い膜を隔てて、時空も歪んでいるみたいに、時間がものすごいスピードで過ぎていく。焦り。

        四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて

        • 忘れていたこと

        • 付き纏ってくる自分

        • 最近、薄い膜が自分の周りを覆っていて、見えるもの、聞こえる音、漂ってくる匂い全部が、他の世界のことに感じる。その薄い膜を隔てて、時空も歪んでいるみたいに、時間がものすごいスピードで過ぎていく。焦り。

          人生の担当: 自分

          「もっと業務担当としての自覚を持ってください」 仕事がしんどかった時上司にそんな事を言われた。 当時は自分なりに頑張っていたつもりだったから、かなりいたい言葉だった。 でも、最近思う。恐らくわたしは、全てのことに対して自分ごととして捉えるのが得意ではない。なんとかなるだろう、誰かがなんとかするだろう、と無自覚に思ってしまう。そんな態度で沢山人をイラつかせてきたと、振り返っている。 23年とちょっと生きてきて、そんな自分にやっと気がついた。遅すぎ。 なんでこんな大人になっ

          人生の担当: 自分

          つらつらつら

          思い出の中 日曜の朝 陽だまり でハグしてほしい ずっと安心した気持ち テレビの声 夕方の汗の匂い 犬の鼻先 ただいま 夜の騒音 ネオン 新宿のネズミ シーツの埃っぽさ ひとりだった どこかに行ってしまえるけどどこにも行けないね くるしい 目を瞑って深呼吸する おやすみ、大丈夫。

          つらつらつら

          何かを書きたいなと思った。素晴らしくなくてもいいし整っていなくてもいいから。かしこいふりにつかれた

          何かを書きたいなと思った。素晴らしくなくてもいいし整っていなくてもいいから。かしこいふりにつかれた

          三島の女性像

          「肉体の学校」三島由紀夫 主人公の妙子は、ファッションデザイナーとしての仕事が順調で金銭面的には余裕がある39歳の離婚経験者。 「愛される」幸福は今までの人生で勉強済。女友達にも隙を見られたくない女性だ。そんな妙子がゲイバーにて超絶な美男子、千吉に出会う。どこか空虚な目、態度をとる彼にずるずると引き込まれていく妙子だが、2人の関係は「恋人」「夫婦」を超えたものになっていく。 読み終わったとき、妙子の女性たらしめる雰囲気は、人生への全ての責任を自分で負う覚悟、気概からくるも

          三島の女性像

          特別な人はいない

          the peggies (vo.gt)北澤ゆうほさんの言葉。 この言葉を聞いた時なんだかしっくり来たというか、脳内にすんなりと言葉が入ってきた。 上司、部下、先輩、後輩、金持ちと貧乏、気の強い性格、弱い性格・・・・・人間は人間をたくさん区別しがちだけど、その区分に特別なものなんてないんだ。 もちろん、「特別扱い」される人は多くいる。 王様も総理大臣も大きな会社の社長も、或いは誰かの恋人などなど。でもそれは特別では無く、特別な扱いを受けているだけだ。特別扱いされる理由がある

          特別な人はいない

          言霊ってあるよね

          自分はこれが好きとか、嫌いとか、こう思うとか、そういうのって人に話すだけで自分の中で消化されて、本気でそう思うようになると思う。 それはこの「人」でもこの「音楽」でもこの「食べ物」でもなんでもそう。 2年前当時はなんだか恥ずかしくて自分では好きと認めたくなかった人がいて、周りには絶対に言わなかった。でも会える時は精一杯お洒落したし、今日何話そうとか考えていた。今思えばそんなの大好きだ。 踏ん切りがついた今、「2年も片思いしてた人がいてさあ」って友達に話してから、本当に好き

          言霊ってあるよね

          ハロー絶望

          ハロー、絶滅 こんなはずじゃなかったかい? でもきっとこんなもんか。 マカロニえんぴつの「ヤングアダルト」の一節。 今日マカロニえんぴつのライブに行った。観客は37,000人。わたしはいわゆる古参ではないけど、一つのバンドが大衆の気持ちを一個にする、大きな存在になっていて感動した。ライブ中にあった「1人じゃないよ」というメッセージに本物の涙が出た。 わたしは今22歳だ。今まで特に熱くなるような夢を持つことなくだらだらと生きてきた。「普通の人生」というやつ。 夢を追いか

          ハロー絶望

          犬と昼間

          お正月休み最後の休みだった。昼頃起きて実家のこたつに潜りこんでまただらだらして犬と遊んだ。 今年13歳になる犬は最近咳が止まらない。今も苦しそうに咳混んでいる。咳が落ち着いたあと、こちらを振り向き真っ黒な目でじっと見てくる。何もできなくてごめんねという気持ちになる。と思ったらいびきをかいてもう寝始めている。 昼間の陽だまりの中の犬は本当に温かい。その犬の頭をくしゃくしゃに撫でるのが幸せ。老犬で毛も髭も白くなってきたけど鼻はまだまだ真っ黒で艶々している。真っ黒な目と鼻が可愛

          犬と昼間

          つらつら日記

          こんばんは。 自分の感情をまとまった文章にする機会をちゃんと作ろうと思って初めてみました。ゆるーくつらつら独り言を書いていこうかな。 2023年の抱負は自己表現が上手くなること。仕事も遊びも楽しんでいこうぜ

          つらつら日記