給食がつらかったお話
給食は子供でもおいしく食べることができる時間であるべきです。そして大人になってから「おいしかった」と思い出せるような時間であるべきだと思います。
ですが私が食べていた給食の時間はおいしくなかったです。そもそも給食の時間がつらかった。
以下は私の体験したことです。
・会食恐怖症
私が小学生の給食では席をくっつけてグループを作り、そのグループのみんなで一緒に食べるという謎のルールがありました。隣りと対面にはクラスメートの誰かがいます。そのため自分の食べ方、食べるスピード、箸の持ち方、食べるときの表情の全てが気になり出された給食を食べることがつらかった。
大人になった今でも新年会や忘年会、飲み会などの多人数で食事をすることがなによりつらいです。
みんなでおいしく食べることができません。
・完食指導
私は給食を食べるスピードが遅かったため昼休みになっても食べきることができない時がありました。
その時、担任の先生から
「全部食べきるまで昼休みはなし」
そう言われて居残りのようにさせられてクラスのみんなが校庭や廊下などで遊んでいる中、ずっと給食を食べることになりました。
給食はおいしさを感じることもなく、ただただひたすらご飯や焼き魚を口に運んで咀嚼する作業になりました。私以外にも居残りさせられている子が居て可哀想にも思いながら情動的共感を覚えて自分だけではない安心感がありました。
・いじめ
給食は給食当番の子が教壇に立ってみんなが器を持って貰いに行っていました。私が貰いに行くと給食当番の子がわざと私の器に入れる量を極端に多くしたり少なくしてきたりすることがありました。
少なすぎるときはまだよかったのですが多くされたときには自然と完食指導となり、昼休みを過ぎても食べさせれることがありました。
酷いときは午後の授業でも食べさせれていて教科担当の教師や周りのクラスメートからの視線がつらかったり、わざと器に入っている給食をこぼされたりといじめのようなことを受けたこともありました。
これが給食の時間がつらかったという主な原因になりました。
・奪取
メニューがハンバーグやからあげだった日にはグループの中にいるヒエラルキーの上位の子から自分の分のからあげを奪われることが多々ありました。
今考えれば酷い行為ではありますが、私は完食指導組だったので自分の分を誰かが食べてくれることがかえって助かるという思いでハンバーグやからあげだった日はその子にあげることになりました。
・押しつけ
メニューによっては魚料理や野菜料理など子供たちが嫌いなものもあります。特にアレルギーをもっていて食べることができない子もいます。
私がいたグループの中でも食わず嫌いだったりアレルギーを持っている子がいて焼き魚や野菜炒めを私の器に勝手にのせて押しつけてくる子たちがいました。
・早食いによるストレス
高学年にいくにつれて完食指導にならないよう「早く食べなければならない」という考えになりました。
おいしく食べることよりも食べる早さを重視するようになりました。身体的にも成長した高学年になってどうにか給食の時間内で食べきることができるようになりましたがその早食いによるストレスで、ある症状が出るようになりました。
時間内でなんとか食べきった後、すぐにトイレに行って食べたものを全て戻すことが度々ありました。戻す声などをクラスメートに聞かれたり笑われたりと嫌に記憶に残っています。この繰り返しによりパニック症状のひとつの嘔吐恐怖症を発症しました。
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