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ワーホリ2カ国目、はじまりはじまり。

つってももう2週間が経ちましたが…

ワタクシいま、オーストラリアは西オーストラリア州のデナムという町にいます。

英語だとDenhamなので、日本語でデンハムだったり、デナムだったり、1番音的に近いというならばデナンじゃね?とか思ったり。。。
砂漠と海が隣り合う町。人口700名ほど。この町が面する湾はシャークベイといい、世界自然遺産に登録されています。めちゃくちゃ美しい町です。

現在この町に来て4日目。その前は西海岸最大の都市パースにいたのですがやっぱり自分にはどうも都会すぎてモヤモヤが止まらず、今回のワーホリ中に必ず訪れようと思っていたシャークベイにたまらず来てしまいました。当日空港で購入した片道切符で!
そしてすっかり虜になり、なんとか家が見つかり(空いてるとこ2軒しか見つからなかった)、明日仕事が決まるかどうかという状況です。

申し遅れましたワタクシ、ニュージーランドのカイコウラで1年間ワーホリをしておりましたリキマルと申します。
NZでは365日毎日英語日記をつけていたんですが、今回はいろんな意味でその余裕がなく、ようやくnoteを開いた次第です。いやほんとに毎日書くの大変なのよ雨の日も風の日も疲れた日もほろ酔いの日も泥酔の日も…でもそのおかげで生まれた出会いもありますし、英語での文章力向上とともに達成感を得ることができましたのでおすすめです!

そして今回2カ国目のワーキングホリデーをオーストラリアで開始するにあたり、たくさんの方から「またnoteやんないの?」と声をかけていただきました。本当に嬉しかったです。ありがとうございますただぁ!!!
もう毎日は勘弁っす、ごめんなさい。笑
それでも不定期で投稿は続けたいと思います。あと新しいチャレンジも考えています。なんせWriting向上を兼ねてやっておりましたが、今後もっと伸ばしたいのはSpeakingということで、音声メディアになるとかならないとか…?何はともあれ、早く仕事を決めてまずは生活を始めたいというのが本音です…

今回のワーホリは少し変わった入りをしていて、11/10~15までPerthで国際海棲哺乳類学会が行われるのにあわせての入国、ワーホリ開始となりました。なので最初の1週間は日本からきた他の研究仲間とともに宿泊して学会に参加していたので、家や仕事のことを考え始めたのはその後から!現在実質1週間が過ぎた頃になっています。
たった1週間なのですが、脳みそがカァーっ!となるくらいには悩むこともありました。笑
僕の理想として、「肩の力が抜けた大人になる」ってのがあるんですけど、それとは真反対なほど無駄に考え込んでしまうことがあるのはいい加減やめてぇなぁと思う自分の癖です…もっとイージーゴーイングに行けたらいいのにね。

何に悩んだかと言いますとズバリ、オーストラリアで何がしたいんか?という、とっても根本的で何言うてんねんな話です。でも今はわかります。パースにいたのがしっくり来なかっただけやと。笑
このDenhamにきてすぐビビっときました。自分はほんまに田舎に住むのが好きで、突拍子もないくらい変な場所に住むことに惹かれるんですわ。
パースやったり、その南のバンバリーという街を勧めてもらって、そこでの生活をしようと色々調べてみたものの、全然心が踊らないのです(オススメしてくださったり情報をくださった皆さまには本当に感謝しています)。
そして1日1日が過ぎていく中でお金だけが減っていく焦り…いやまぁ、たった数日っちゃあ数日なのですが。NZから帰国して3ヶ月過ごした日本生活が楽しくて楽しくて、自分はやっぱり日本に住む!と海外と母国両方経験した上でそう思えていたからこそ余計に、ワーホリモチベが下がりまくっておりました。
それでも行くと決めたのは、初めてのワーホリ1年目で蓄えた経験値を持ってもう1年海外に身を置いてみたいという好奇心と、何か起こるんじゃないかという未知に対する何の根拠もない希望でした。つまり、具体的なものはほぼ何もなかったわけで、それも相まってグダグダになってしまったわけです…

そんな中、ゲームチェンジャーとなったのが1本の曲と1冊の本でございます。

音楽と書籍にこんなに背中を押されるものかと、少し小っ恥ずかしくなるくらいには影響されまして勢いあるままにシャークベイへ行くことに決めました。
学生時代打ち込んだイルカの研究、その対象種の研究フィールドとしては世界で1番有名なシャークベイに行くことはオーストラリアワーホリをする中で必ずやろうと思っていたことでした。なら、先にやろうやないかと。

人はいつ死ぬかわからない中でお金はあの世に持っていけないし、20代で独身の今自分の経験にお金を使わないでどうする。行って家と仕事があるかわからないなら、行って確かめればいい。それで無理なら納得がいくけど、可能性が低いからという理由で現地へ行かず、選択肢が多いであろう都会に留まるのは自分の中では逃げとか守りに入る。そんなアンパイなことをするためにワーホリにきたんではないので自分が思いつく限りの攻めに出ようと決心できたのです。まさに、攻めていこーぜ!!なのだ。
アルケミストは日本にいた時から読んでてすっかりワーホリそして人生におけるバイブルになった本。旅する少年の物語。少し表現が固くて哲学的な内容やけど、1人でも多くの若者に読んでみてほしい。きっと一歩踏みだす勇気がもらえると思います。

そしてシャークベイ空港に着陸する直前の風景に思わず笑ってしまったと同時に「これだ!!!」となったわけです。なんてったって、マジで何もない。笑
これまでの人生における「なんもない町」の比じゃないくらいなんもないのです。広がるのはただ広大な砂漠と海だけ。そんなん…めっちゃおもろいやん。。。
この大自然を有するこの国で、都会に住むという選択肢はやはり自分にはないことをここで確信しました。

これ着陸1分前とかの景色。今からここに降り立つんかと思ったらマジで笑っちゃったもんね。笑

ただまだ安心はできません。なぜなら現在家は見つかったものの仕事は見つからず。。。さすがに仕事なしで住み続けるのは経済的に厳しいので、なんとか働き口を見つけようと奮闘したこの4日間。明日、3件求人の可能性があるところへアタックした結果次第で、ここを離れるかどうかが決まります。
もうこのシャークベイで働けそうなところはマジで全部まわりました。CV片手に突撃して、雑談を交えながら仕事について情報を集める度胸とテクニックはだいぶついたと思います。そこにやはり2年目の成長を感じた。
しかし、予想外なことに現在シャークベイは観光業のオフシーズンらしく…結果は惨敗中です。なんとまぁ砂漠地域なだけあって夏は暑過ぎてお客さんが来ず、冬がピークだそう。笑
暖かさを求めて冬に沖縄へ行く感覚で、オーストラリアでの一般論として夏→涼しさを求めて南へ。冬→暖かさを求めて北へと移動するのがバケーションの定番のようです。この季節移動のパターンはザトウクジラと一緒ですね。

もしこのままデナンに住むことが叶わなければ、別の場所に移動するしかありません。でももしそうなっても、また冬にここへ戻って来たいと思うくらいには良いフィーリングを感じています。町の人たちもほんとに優しくて、雇うのは難しいシーズンだからねといいつつも誰1人として冷たい態度は取らずに話を聞いて助けてくれるのです。こんな良い町、逃すわけには行かない。シャークベイに住めるなんて夢見たいな話、実現するっきゃない!
という気合を持って明日、ジョブハンティングに行って参ります。

今回は気の向くままにペンを…いや指を入らせてみました。大変冗長な記事ではありますが、読んでくださってありがとうございます!明日からも攻めていこー!

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