#071〔ゲームの怖い話2〕
ゲームにまつわる『ホントにあった怖い話』の続き。
ある朝、僕がいつものように、スマホを開いて、
ソーシャル・ゲームにログインしていた時の事。
ゲームの公式 X には、こんなイベントの告知が為されていた。
イベント期間中、友情ポイントを、
35000ポイント、プレゼントしちゃいます!
この機会に、友情ガチャをいっぱい回してね!
(数はあやふやだが、こんな感じの告知だったと記憶している。)
その後、いつだったかもあやふやなのだが、
そのゲームをログインした時、
何か『違和感』があった事に、僕は気づいた。
…結論から言えば、友情ポイントではなく、
課金アイテムが、35000個付与されていたのだ。笑
パズドラに例えると、魔法石が大量に増えているみたいな話。笑
…当然『レアガチャ』も、大量に引けてしまえる状況であった。
この日だったか…ユーザーからのコメントにより、事態が発覚。
公式 X が、その反応を示した。
その担当の人のつぶやきも、僕は覚えていて、
あわわ…確認致します!
…こんな感じの事を言っていたのである。笑
その後、ほどなくして、
ゲーム自体が、緊急メンテナンスに入ってしまう。
しかも、かなり長い間、
ひたすらメンテナンスが続いており、
その期間は、ざっと2~3ヶ月だったと思う。
…結論としては、ゲームの配信が終了に至った。
内部の事情はわからないが、多分、間違って、
課金アイテムを大量に付与してしまったのだと思う。
現在のソーシャル・ゲームの相場はわからないが、
課金アイテムは、大体、¥5000~¥10000課金する事で、
数十回は、レアガチャを回せる。
だから、このゲームの運営は結果として、
数万円~十万円以上の単位の価値を有する課金アイテムを、
無料で、全てのユーザーに配布してしまった事になる。
多分、ソーシャル・ゲームの運営レベルだと、
相当の大問題に発展したミスであったのだと推測している。
…いち、ユーザーからの意見としては、
間違って、誤配布してしまった大量の課金アイテム、
そして、多くのユーザーが引いたであろう、
その後のレアガチャによる、レアモンスターの回収、
そして、お詫びの補填アイテムの配布等により、
ゲームの運営継続は、可能であったとは思う。
しかし、ゲームの配信が終了となった経緯から見ても、
内部で色々あったのかなと、僕は受け取っている。
過去から、現在にかけても、数あるソーシャル・ゲームで、
非常に珍しい、ゲームにまつわる怖い話。笑
実際に、ゲームの運営に携わっている関係者であれば、
背筋がゾッとするような、怖い話なのかもしれない。
THE END