始まりは、地方の小さなアパレルショップだった。
なんとなく、アパレルの道に進んだ。
理系の大学に進んだものの、研究者として企業に就職する自分の姿が想像できず、
さてどうしようかと、ふらふらしていた時。
個人オーナーが営む自由度の高そうなアパレルショップを見つけて、楽しそうだったから就職してみたのが始まり。
お店は、雑居ビルの中にある得体の知れない古着屋さながらの風体で、隣は居酒屋という何とも混沌とした場所にある洋服屋だった。
一日に2.3組お客様がくれば良いような場所で、
先輩方は引き継がれた長年の顧客様を回しながら営業の日々。
いつからかノルマを言い渡されるようになり、
顧客のいない私は、
『今日来て下さったこのお客様を絶対に逃すことは出来ない』
という緊張感と戦いながらスキルを磨いていった。
と、言いながらも
自分が販売に向いているか分からなかったので、まずは3年と決めて働き始めてみたところ、最終的にはトップ販売員となるまでに至り、社長からも一目置かれる存在となった。
つぎに、
個人店で3年半働いた後は販売代行の会社に勤め、さまざまな商業施設での販売を経験。ここでもトップの成績を収め、この頃に自分は販売が得意な方であるということに気づいた。
そこで、折角ならもっと難しそうなステージに挑戦してみたいと思いラグジュアリー業界に転職。
やはり、業界的にもプロフェッショナルの多い世界。店舗でのトップ販売員になるまでに2年を要した。
そこから4年トップの成績を維持し、昨年2020年度の顧客成績が世界ランキングに入り表彰されるまでに至った。
これはやはり、最初に就職した個人店で培った"顧客力"が効いていると確信している。
なぜならば、
ラグジュアリー業界は正直、ネームバリューがあり何もしなくてもある程度の集客は見込める。
しかし、個人店はどうだろう。
SNSで"バズる"なんて言葉もなかった時代、
集客は己の力のみ。
地道な努力で一人一人、顧客様を作っていくしかなかった。
そうして築きあげたお客様との関係は、
簡単にフォローを外したり外されたりするような希薄なものではなく、
"絶対に裏切らない"関係だ。
SNSマーケティングは正直あまり分からない。
しかしながら、
毎月のように、毎週のようにあなたに会いに来てくれるお客様が増えていく。
あなたから買いたいと言って下さるお客様が増えていく。
そんなお手伝いなら、私に出来ます。
共感して下さる方、ご興味のある方はぜひマガジン登録いただければ幸いです。
次回は、
顧客様をつくる上で大切な3つのポイント
について
有料マガジンでお話できれば。
ここまでお読み下さったあなたに感謝致します。
こでまり