K.Wak

趣味のこと(クラシック音楽、ピアノ演奏、読書、酒、グルメ、旅、アニメ、漫画、ゲーム、将棋等々)や日々の雑感など徒然に書こうかと思います。ちなみに、司法試験合格済(選択科目:環境法)の社会人(まだ法曹ではありません。)です。

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趣味のこと(クラシック音楽、ピアノ演奏、読書、酒、グルメ、旅、アニメ、漫画、ゲーム、将棋等々)や日々の雑感など徒然に書こうかと思います。ちなみに、司法試験合格済(選択科目:環境法)の社会人(まだ法曹ではありません。)です。

最近の記事

ショパン・チェロソナタ(Chopin,cello sonata,Op.65)

ショパンと言えばピアノ曲。 しかし、これはピアノソロではなくチェロを伴った曲である。 否、伴ったとは言い切れない。 最晩年のこの曲は渋く、内省的かつ感情的でもある 奇跡の曲とも言っていいかもしれない。 ピアノ協奏曲とも違う。 溜息と希望と陽光と月影とが交錯するような曲とも言えようか。 演奏はアルゲリッチとロストロポーヴィチを第一に推す。 Chopin: Cello Sonata in G Minor, Op. 65: I. Allegro moderato ムスティスラ

    • 旅したいところ

      出身地が北海道ゆえに、“旅”ということでは恵まれている?かもと。 国内で言えば、 ① 太宰治好きゆえに、青森 ② 大学生のときに行った、伊勢神宮 ③ 未踏の地だが、なんとはなしに憧憬の情を抱く、四国 ④ 北海道と対極の、沖縄離島 ⑤ いろいろな思いが交錯する、東北の東松島・女川 国外はまたの機会に書こうと思うが、 あの絵は見てみたい。 グイド・レーニの「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」である。 「真珠の耳飾りの少女」ではない。 以前、テレビ番組でやっていて、 その物憂げ

      • 赤武(岩手の日本酒)

        ちょっとした用で、川越に行ったところ、 立ち飲みもできる酒屋で、赤武に邂逅🍶。 これは、以前岩手で勤務した際に、すすめられた酒で、 限られた場所でしか入手できず、しかも味・香のバランスがよく 何度となく呑んだものであった。 東京に戻ってきてから、なかなかお目にかかれなかったが、 何の偶然(当初行こうとしたイタリアンが休日で別の場所で食事を と思っていたらその途中で目に入るという二重の偶然)か、 赤武がいたというところである。 岩手の日本酒 - 赤武酒造【公式】 (akabu

        • ベルギービールのきっかけ

          以前の記事で、ベルギービールに神田のバーでハマったと書いたが、 それは「デ・コーニンク」(王様の意だそう。)を ドラフト(生)で呑んだのがそもそもの始まりだったかと思う。 これまでの日本のビールの味わいとは異なり、複雑な香り・味に魅了されて しまったのが酒への一歩となってしまったのであります(笑)。 そこからは週末ごとに、ドラフトや瓶を色々当時学んでいた本を もとに実地研修し、その中で、 度数の高い「バーレイワイン」といったスタイルのビールや すっぱい果実味ある「ランビック

          Bach パルティータ第6番

          毎日聴いたり、弾きたいという曲ではないけれど、 ふと色んな思いがよぎったとき、何か心がざわつくとき、 いや、曲に引き付けられたときに触れたい曲といって いい曲かもしれない、このBachのパルティータ第6番。 最初のトッカータとフーガ。 分散和音がテンポ感・調性感がなんとも言えず、あたかも未来から きたような感じをいつも与えてくれるような不思議な陶酔感。 演奏は人によってはクセがあるかもしれないがグールドを。 主旋律の右手・左手のやりとりがフーガに入ってからは、 受け応え

          Bach パルティータ第6番

          ピアノ協奏曲第2番(メンデルスゾーン)に、ふと思う

          タイトルだけを見れば、何を連想するでしょうか? 自分はブラームスが好きなので、ブラームスのピアノ協奏曲2番が 浮かびますが、人によっては、ラフマニノフの2番が浮かぶというのも あると思います。 メンデルスゾーン。 確かに、深みとか精神的なものとか言われるとベートーヴェン等と比較されると分が悪いかもしれません。 ただ、甘美なわかりやすいメロディーをはじめとして、 明らかに、バロック・古典派の知識を吸収・表現しており(昇華まで言うのは賛否両論あると思いますのでここでは据え置きま

          ピアノ協奏曲第2番(メンデルスゾーン)に、ふと思う

          「働きマン」5巻の揺さぶり

          以前、読んでいた安野モヨコ先生の「働きマン」。 単行本未収録をまとめた5巻が出ました。 1巻~4巻を読んでいた当時は、まだ若手でがむしゃらに動いていた頃。 あれから、年を経て色々なことがかわり、 視野も広がってきたところと勝手に思っていたが、 今、自分はどうなのか? 過去の焼き増しの繰り返しになっていないか? 誰かに感謝され、自分の存在意義がわかることは? 表に見える仕事だけが評価されるのか? そもそも仕事で熱くなることはあるのか? もちろん、当時のコンプライアンスと現

          「働きマン」5巻の揺さぶり

          司法試験当日の話

          仕事とダイレクトに関係しない(?)ため、プロフィールに細部は書いていませんが、私は◯年度の新司法試験に合格しています(平成年度か令和年度かはご想像にお任せします(笑)。)。 今回は、受験当日に思ったことを徒然なるままに。 〇 傾向と対策は重要であるが、試験本番が新傾向が多かったことは、 直前の勉強時間がとれなかった自分はありがたかったと感じた(傾向通りだと時間がとれる専属(?)受験生が有利)。 〇 法的問題を抽出でき、条文のあたりができ、一応の規範がたてれて、 一応のあては

          司法試験当日の話

          ドラクエ4その後の世界考察②

          さて、やはり信長の野望でいう織田信長、三国志でいう曹操のように一般的に強いと思われるところからはじめるのがわかりやすいかと思い、 まずは、エンドール・ボンモールを軸にして考えたい。 第3章で、ボンモール王がエンドールに侵略意思を有し、ボンモール王子リックが止めるべく、死の商人トルネコに密書を託し、戦を止めるというアレである。 いわゆる戦国シミュレーションの国力は、農業生産・工業生産・商業力・兵力・武器技術がベースとなり、その上に人材・兵力が掛け合わさったものというのが概ね

          ドラクエ4その後の世界考察②

          ドラクエ4その後の世界考察①

          昔(?)にやったドラクエの第四弾のゲーム。 内容は、有名なのであえて述べる必要はないと思われるものの、 ドラクエの中では、個人的に、潜在的戦国時代的なテイストが見受けられるのが興味深く、時に触れ、この世界で戦国、なかんずく信長の野望や三国志的な事象が生起するのではとも思うのである。 巷では、「葬送のフリーレン」や、「ダンジョン飯」の作者である九井諒子氏の手による「竜の学校は山の上」という短編集の中での世界を救った後の世界の話が数編あるように(大変面白いので、未読の方は読まれ

          ドラクエ4その後の世界考察①

          四間飛車

          将棋について。 確か、 小学生低学年のときに 父・近所のおじさんから教わったのがはじめだったかと。 当然のように負けて、本を買って囲いを覚えて 一心不乱に矢倉を組み立てたのが懐かしい (最初に買った将棋入門が加藤一二三九段(当時)の本というのも 鮮明に覚えている。いまも実家にあるのではないか。)。 その後、小学生の中学年から高学年と学校の将棋倶楽部に 入ったのもまた懐かしい。 さてその後部活動・受験等を経て、しばし興味が薄れてきたものの、 就職して将棋を指す機会もあり

          四間飛車

          スープカレーとの出会いなど

          たまたま帰省していて、 スープカレーのマジックスパイス本店に 行く機会があった。 思えばスープカレーにハマったきっかけは、 札幌の「スリランカ狂我国」で、 旨さと辛さの高次の融合と、 これまで経験したことのない 嗅覚と味覚の感動を覚えたからであった。 あの辛さの中の旨味はいまだに衝撃的で、 店舗の外に出た際に真夏の暑さが清涼に 感じられ、この感動体験を得たいと思い、 ハマったというものである。 その約15〜20年前くらいの感動の1頁として 最高峰と言えた「マジックスパイス」

          スープカレーとの出会いなど

          東一

          さて、いま久々に帰省しているが、 弟の好意に任せて色々な酒屋にいったところ 前々から渇望した酒に邂逅。 「東一」 前から呑みたかった酒でしかも生酒。 そして御開帳。 うまし。 味、香り、度数、雰囲気。 香り清朗なれども、味わい深し。 口中に膨らむ味香は鼻腔まで高まるほどに 言わば波高しと言えるほどの香福であった。 買おうか迷ったが一期一会的に考え、 買って大正解。 やはり人生、酒生、こうふく(口福、香福) 様々である。 生きることに乾杯🍶🍷 #東一 #日本酒 #乾

          Bachについて

          いつからバッハが好きになったのだろう。 ピアノ初学者(?)のガキンチョの頃は、 右手がメロディ、左手が伴奏に慣れきっていたので、 なぜ左手でメロディをと?思ったのである (弾きづらいことこの上ない。)。 さてそれから幾星霜過ぎ(大げさ)、 好きになったモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ショパン の曲にもその対位法のエッセンス的なものを見出し、 はて?と聞き直す(バッハの平均律、ヴァルヒャのチェンバロ演奏)と 2声のみならず3声・4声で織りなす縦のライン・横のライン

          Bachについて

          2011年東北

          最初の記事が「新プロジェクトXを見て」であって、 ここで書こうか少し逡巡したが、 やはり当時の目の当たりにしたものは 記憶に消える前にとどめることが何かしかの意味があるかと思い 拙いながらも記すことにしようと思う (不快に思う人がいたら、また自分でも考え直すかもしれない、 それゆえに消すかもしれないことについては了承願いたい。)。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 長蛇の列があった。 ガソリンスタンド。 ガソリン待ちの列。 私は、ここで実感した。 これは非

          2011年東北

          好きなクラシック音楽

          noteはじめたばかりなのか、色々と書きたいことがあるも まずは少し音楽にしようかなと思いつらつらと。 幼稚園くらいからピアノをはじめて、 バッハ、ソナチネとか順調に?すすんだものの バッハが本当に当時はつまらなく、早くショパンが弾きたいなどと思う クソガキであった(笑)。 念願叶って中学2年くらいにショパンの幻想即興曲、 高校2年くらいに木枯らしのエチュードなどとバリバリ弾けて満足・・・ (ピアノレッスンは受験や部活で中学2年でおわり、あとは我流)と なっていたが、 大

          好きなクラシック音楽