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のだり
2024年10月12日 23:07
二十歳になっての初めての夏。よくある小説に出てきそうなうだる様に暑い日。僕は車の免許を取る為に教習所にいた。高校を卒業したばかりと見られる若い男女を見て思う。うるせぇな。しょんべん臭いガキ共が。ただでさえ暑いのにさらに体温が上がる。ペットボトルのお茶を一気飲みする。空になったペットボトルに苛立ちさらに体温が上がる。「次は教室に移動してください。」係の人の案内に従う。移動の合間にさらにお茶を