見出し画像

「人」にしかできないこと

最近はセルフレジも増え
気兼ねなく買い物を済ませることができるように
なりました。

私が学生の時のアルバイトはほぼ「飲食店」で、そこで最初の「接客」を学んだ人が沢山いると思います。

今や飲食店はタッチパネルでメニューを頼み、セルフレジで会計をして帰る。
店員さんと会話ゼロで済みます。

ファストファッションもほとんど接客はないし、会計もセルフ。

それが気楽だし、店員さんに声をかけられるのが苦手という人も多いので、いい時代になったのかもしれません。

でも、、
わたしはやっぱりとの繋がりを
感じたい派です。


先日、次男と一緒に猫カフェに行った時のことです🐈
猫カフェも会計だけすれば特に店員さんが必要な場面はそんなに多くありません。
でもそこにいた神店員さんは違いました。

まず、最初に時間や注意事項などを伝える際に、
「中でのエサはガチャガチャなので、現金のみとなります。よかった最初に小銭だけご準備して中にお入りくださいね☺️」と伝えてくれました。

わたしはそこで心を掴まれました。
おそらく、小銭が必要だなんて知らなければ、ロッカーに鞄ごと預けて鍵をかけるシステムなので、携帯だけを持って中に入る。
が、しかしいざエサをあげようとなると一旦ロッカーに戻り、小銭を持ってこなければならない。
そうなると、貴重な時間をそこに使うことになってしまうというのを把握した上で、最初に伝えてくれていました。

そして、神店員さんは説明が終わり、ロッカーに荷物を預けているところにさっと来て、履き替えるスリッパをそっと並べて「こちらどうぞ」と言って自分の持ち場へ向かっていきました。
なんてさりげなく素敵なことをしてくださるのでしょう😌

そこからも猫ちゃんとの遊び方を次男に優しく教えてくれたり、他のお客様とコミュニケーションを取っていたり、とても居心地の良い空間がそこには生まれていました。

「また来たいな」
そう思わせてくれる素晴らしい接客でした。

これは、わたしの個人的な感想なので、
同じ接客を受けても何も感じない人もいると思います。
ですが、わたしはこういう「受け取る側」も
感度を高めていってもいいのでは?!と思います。

お金を払っているからサービスを受けるのは当たり前。と考えるのはあまりにも浅はかです。
最近は「カスタマーハラスメント」なんていう言葉もあるくらいですからね。
お客様は神様、、ではありません。

そしてこうした心の通うサービスは「人」と「人」でしか成り立ちません。
ロボットやAIは「気持ち」がありませんから。

便利になるのはいいことですが、
やはり「人」にしかできないことは無くしていってはいけないのだと感じています。

そんなの寂しすぎます。
せっかく「気持ち」がある人間に生まれてきたんです。
その「気持ち」を沢山味わうことが、人生の楽しみと言っても過言ではありません。

だからわたしは
人にしかできないサービス業が好きなのだと思った出来事でした!

神店員さん、どうもありがとうございました😊

いいなと思ったら応援しよう!