女性の働き方の正解とは?
女性の働き方っていつの時代も悩みがありますよね。
いま私が思っていることをストレートに書きたいと思います。
振り返ったらまた変わっていると思いますが…。
私はなぜか昔からバリバリ働くキャリアウーマンに憧れていました。
それはドラマの影響なのか、周りにいなかったから憧れていたのか、、
とにかく仕事も家庭も両方やりたい!そう思っていました。
逆を言うと、専業主婦にはなりたくなかったということです。
家事が苦手だったからかも?
高校を卒業したら、大学へ行って、就職して、結婚して、子供が産まれて、、
そんな人生がいいと思っていました。
そしてそんな平凡だけど幸せな人生を歩んでいたとき、高校の時の友達に「教科書通りの人生だよね」と言われたことがあります。
それを言われて私は「えっ?それってつまらない人生ってこと?!」と戸惑いました。
その友達はどんな意図で私に言ったのか分かりませんが、その時のことを今でも覚えているということは、当時の私はモヤモヤを感じたのでしょう😶🌫️
そしてその「教科書通りの人生」に暗雲が立ち込めてきました。
それは仕事と育児の両立の難しさです。
新卒では叶わなかった憧れのブライダル業界に、26歳で転職して働いていた私は、それはそれは充実していて、育休復帰後もこのままずっと働き続けたかった。
一緒に働いている人にも、お客様にも恵まれていました。
ところが長男が小学生になり、土日休みがこんなにも当たり前で多数派だという現実突きつけられ、絶望しました。(主人も土日仕事だったので)
そこから「これは長くは続けられないのかも…」と察し、考え始めました。
ちょうど会社では産休育休を取る人が増え始めていた頃だったので、私がロールモデルになる!くらい意気込んでいたのに、土日必須の結婚式は難しかったのです…。
周りの上司を見ても、部長は既婚者だけど子供はいませんでした。
店長は未婚の人が多い。
そして当たり前ですが、会社は土日働けない子持ち社員より、土日働ける人を優遇するのは当たり前。
そしてその頃、新入社員の指導や採用面接にも携わることが増えていき、やりがいも感じていたので、そちらを希望したこともあったのですが、あいにくそこには空きがなく無理。
もっと「やりたい!」と主張したらよかったのですが、その頃の私は思考が「THE・会社員」だったので、流れに身を任せるしかなかったのです。
そして、コロナがやってきてブライダル業界は大打撃…。
私は退職を選びました。
話が逸れてしまいましたが、
女性って「既婚」か「未婚」か、「子供あり」、「なし」で環境が変わります。
それはどうすることもできない事実であって、それが賛否両論あるのも理解できます。
でも、私は色々な立場の人や、自分がその立場にならないと分からないことが沢山あると考えています。
本当は続けたかったけれど、諦めなくてはいけなかったこと。
自分の中で悩んで出した答えだけれど、これで良かったのかな?と思い悩んでしまう。
どうしても「正解」を求めたくなってしまう。
これで良かったと思いたい。
だからもう、選んだ道を「正解にするしかない」と思っています。
これで良かったんだ!と。
ないものに目を向けるのではなく、あるものに目を向ける。
そうなったらもうやりたいことをやる!それしかないじゃないですかー!
人生一度きり。
40歳を迎えてそう思えるようになりました。
遅い気もするけど、多分これが私にとってベストタイミングだったのだと思います。
だから私は出会った人にとって
なにか「きっかけ」になれたらいいなと思ってます。
自分の考えを押し付けたり、導くわけではなく、自分で考えて人生を選択していく。
その感覚を早く身につけることは大事だと思っています。
だから、自分の人生をもっと真剣に、もっと深く考える時間を取ってほしいと思います。