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高画素機に興味はなかったのだけれど。

YouTubeではまだお話ししていないのでこちらでコソッと。

いろいろあって(?)、カメラを入れ替えました。
3年間愛用してきたα7Ⅳからα7RⅤへ、です。
今までずっと「高画素は不要」と言っていたのに、有効画素数6100万画素のある意味でモンスターカメラ。
そんなにマジで風景を撮るわけでもないし、でっかいプリントをするわけでもないのに。

僕は動画メインのユースとしてα6700を持っています。
で、このカメラのAFがとっても優秀なんです。
AIAFと呼ばれていて、ムービーでもスチルでも被写体を捉えたら粘ること粘ること。
なかなかフォーカスが外れることはありません。
SONY機のAFは、以前使っていたα7ⅢのロックオンAFの頃から「すげーな」と思っていたんですが、現行機が積んでいるAIAFはそれを大きく上回る性能。
最近の他社のカメラはFUJIFILMしか使っていませんが、FUJIFILMのAFも以前よりずいぶんと良くなったとはいえSONYには足元にも及ばない。

このAIAFですが、現行機ではα6700、α7CⅡ、α9Ⅲ、今度発売されるα1Ⅱに、FXシリーズでFX3、FX30、VLOGCAMでもZV-E1と続々と搭載されています。
で、このAIプロセッシングユニットを最初に搭載したのが2022年11月に発売されたα7RⅤなんですね。

Resolution

α7ⅣのAFがダメなのかというとそんなことはありません。
でも、AIAF搭載のα6700を使っているとどうしても見劣りしてしまう。
この前も孫娘の初めての運動会をα6700で動画撮影していたら、やっぱりそのスゴさにあらためて感服してしまいました。

α7Ⅳはそろそろモデルチェンジの時期で、本来は年内に新型が発売との噂がありましたが少し遅れそうとのことで、来年の早い時期にはα7Ⅴが登場するようです。
そうなれば間違いなくα7ⅤにもAIAFが搭載されるでしょう。

「も少し待てばいいかな」

と思いつつ、基本性能でなんら問題の無いα7ⅣをAIAFのためだけに新型に買い換えるのもなぁとも思っていたんです。
AIAF以外にもなにか革新的なものが入ったカメラなら買い替えもありかな?くらいに思っていました。

ところが…先日なんとはなしにマップカメラのHPを見たのが敗因でした。
α7RⅤの中古美品が出ていたんです。
何気に「α7Ⅳを下取りに出したらいくらになるんだろ」と思ってしまったのも運の尽きでした。
ブラックフライデー割引・ネット割引チケット・買取優待券値引・下取りアップ額が適用されて、なんと20万円ちょっとで買い替えできてしまう。
しかもポイントが10倍で36,000ポイントあまり付くから実質17万円くらい。
新品定価で57万円のカメラがですよ。
中古とはいえ、今までの購入経験からマップカメラの『中古美品』は新品と見まごう品であることは間違いありません。

「うーんどうしよう。でも6100万画素はいらないといえばいらないし」
「でもAIAF搭載されてるしなぁ」
「ファインダーも見やすそうだ」
「なんと背面モニターが3軸チルトにもバリアングルにもなるんだ」
「ブラックフライデーの今しかこんな値段で買い替えられないかもなぁ」

なんて沈思黙考しているうちに「えぇい、やぁぁぁぁぁ!」とポチってしまったのでした。。。


α7RⅤが手元に来て、近所やら外苑前のいちょう並木やら撮ってきました。
当たり前のことだけど、やっぱりいいです。
気にしていた画素数ですが、どうしても6100万画素で撮らなきゃいけないわけではなく、RAW L(6100万画素)、RAW M(2600万画素)、RAW S(1500画素)とロスレス圧縮で切り替えられるんですね。
どうやら高感度ノイズも低画素にすると少しは低減される様子。
SDカードやハードディスクの容量が圧迫されるということもあるので、普段はロスレス圧縮RAW Mで撮っていて、「ここぞ」という時にはロスレス圧縮RAW Lまたは圧縮RAWでという使い分けができるのはいいですね。
僕は基本的には画素数は2000万画素台で必要十分だと思っている派なので。
(そういう意味ではα7Ⅳの3300万画素で十二分でした。X-T50の4000万画素もオーバースペック。こちらは解像度の切り替えはできません)

そんなわけでα7RⅤ。
少しα7Ⅳよりも重くなったけど、昔使ってたCanon EOS5D MarkⅡやらMarkⅢなんかのフルサイズデジタル一眼レフに比べたら軽いものです。
これからスチル+ムービーの二刀流ではα7RⅤ、ムービーメインではα6700で、スチルメインではFUJIFILM X-T50とで楽しんでいこうと思っています。
まぁ、カメラやレンズで写真や動画の良し悪しが決まるわけでは無いんですがね。w
せっかくなので、α7RⅤで撮って気に入った写真を半切か全紙くらいでプリントして家の中に飾ってみようかしら。

あ、でももしα7Ⅴが画素数そのままで革新的な機能を搭載して出てきたらグラッとくるかも。
でも、そうでなかったらα7RⅤはずっと大事に使っていこうと思っています。
(おそらくそうではないと思っていますが…)

外苑前にて
外苑前にて
表参道にて

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