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人生は長期投資
社会人になって、当然学生時代とは異なるお金の貯まり方を経験したり、営業担当者として売り上げを作ることを学んできました。
そんな中で私は結構早くから投資に興味を持ちました。
ファンド経営者となる友人を持っていたからでは?と思われますが、その影響を受けるのは25歳くらいです。22-23歳の頃はFXを経験し、また営業先は業務用酒販店ということで主に中小企業経営者だったので、やっぱり共通の話題になってくる「商売の話」や「投資の話」をずいぶん学ばせていただきました。
FX自体は、仕事中に「追証金を投入しないと吹き飛びます!」という電話がかかってきた時に若かった私は焦りすぎて、これは性格的に合わないなと、損をする前に卒業を決めました。
その後転職も5回ほど経験し、副業から独立法人化、店舗展開などをしていますが、つくづく思うのは
人生は長期投資だな
ということです。
様々な経験を通して、直線的ではなく曲線的に成長を果たすことは以前お話しした通りですし、実際にトライアンドエラーを継続する中で、事業内容が異なっていたとしても試験的な事業開始からマネタイズまでの時間が短縮化していることを、私は身をもって経験しています。
ライフイベントに沿って、かかる費用も大きなものが増えてきます。
節約や投資をする中で、やりたいことを実現していくのは投資の姿そのものですし、「政府が政府としては将来のお金を賄えない、自分で投資せよ、老後必要な金額は2000万円だ!新NISAだ!」と声高らかに訴える中で、投資に対する距離感もここ数年で一気に縮まったように思います。
で、いわゆる一般的に言われている投資のセオリーとして「分散投資」が叫ばれるわけで(バフェットは分散ではなく集中投資なので思想が異なります)、御多分に洩れず分散投資を念頭に資産を配分させるかと思います。
ポートフォリオの考え方ですよね。
外貨建て積立投資、投資信託、保険商品、現金、債券、多いのはこの辺でしょうか。
それはすごく理解できるのですが、当時金持ち父さん貧乏父さんや、バフェットの本を読み漁っていた25歳前後くらいの私が考えたのは少し異なりました。
バフェットは集中投資
であることがバフェット関連本にはとにかく書かれているので、影響を受けた私も「集中投資こそ正義だ!」と考えていました。悲しきかな奨学金の返済もありましたし遊びたい盛りでしたし、金融投資をするほど余剰資金はまだなかったので預金派でしたが・・・。
ただし、だからこそというか分散投資に対して考えることがありました。
バフェットが言う集中投資は「自分が理解しているものに対する投資において」が大前提です。
もちろんポートフォリオを持って分散することがリスクヘッジになることも理解していました。
投資は(余剰)資金を用いてするもの。
問題は「入り」つまり収入源です。
収入の柱がサラリーマンとしての柱しかない。しかも今のように少子化によって若年層に対してプレミアムが付けられる時勢でもありませんでした。つまり金融資産でポートフォリオを組むこともできないし「入り」も少ない。
投資の本を読んでも、資産がある前提で書かれているわけです。収入が少ないのにポートフォリオも組めない。圧倒的なギャップが存在するわけです。
このギャップを埋めるのに必要なこと、それは「収入を増やすこと」ただそれだけです。
当時すでに
投資には複利の効果があること
お金には現在価値と将来価値があること
をバフェットや投資の本でなんとなく理解していました。
だからこそ、早ければ早いほど投資の効果は拡大化していく!
収入を増やすには年功序列型の企業内で待つのではなく、転職か独立をするしかない!と考えました。若いって盲目!若いって素敵ですね。
24年後、当時属していた会社は2年連続賃金上昇7%アップするだなんて予想だにしませんでしたし(笑)。
話を戻すと、人生は長期投資で金融投資にはポートフォリオ分散も重要。
金融投資は余剰資金から行うべき。
だったら収入源がひとつだけに限られているのは非常にリスキーなのではないか?
そこに辿り着きました。
そして思ったこと。
世の中の大多数が主な収入源は給与所得のみだ。
(当時)定年退職は65歳。
金融投資において分散先を持たないことはリスクでしかない。
長い投資人生に対して、竹槍一本だけのポートフォリオは非常にリスキーなのではないか・・・。
そして私は動き始めました。
ということで、また今度。