極道廻戦9話「地獄の門開門①」
1965年11月 東京刑務所から出て来た若野介。
若野介は5年ぶりに外に出た。
若野介「東京も変わったなぁ」
おい兄さんあんたかぁ?
若野介が呼ばれた。
若野介「誰だ?」
兄さん「自己紹介がまだでしたね。東条会直参前島組若頭をしている前野比企氏です。よろしくお願いします。」
若野介「なぜお前が俺のところに?」
前野「東条会二代目会長に貴方が出て来ることがわかっており会いたいと言っている方がいます。」
若野介「わかった」
前野と若野介は東条会本部に入った。
若野介「ここが東条会本部…」
前野「この先に会長がいます。」
若野介「わかった」
若野介が行くと見覚えがある人がいた。
二代目「5年ぶりだなぁ若野介。」
若野介「なんでお前が会長になってんだ?」
二代目会長になっていたのは若山組組長代行若山仁紀だった。
仁紀「なぜ、俺が東条会会長になったか?あの後若山組は東条会に移り東条会初代会長により幹部上がりになった。そして春希は幹部上がりに俺は若頭になった。」
若野介「春希はどうしたんだ?」
仁紀「昨年初代会長が亡くなり、会長代行で西木という男が継ぐことになったが西木は自殺した。そして春希が指名権があり俺がなった。」
春希「それはそうだ」
若野介「春希‼︎」
春希「若野介お前にはやってもらいことがある。今西木がいない間東条会本部若頭のひと枠が空いている。そこに割りあってお前が入れ。そして我々は東条会を改革をする。」
仁紀「若山組はまだいるぞ?」
若野介「な?」
仁紀「あの後若山組と北里組の合同化をして北里組の組長北里梨園がなったさ」
若野介「わかりました」
極道廻戦「地獄の門開門①」完