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外科&整形外科に、時々やって来る、奇妙な要望者達


2000年前後、ラジオ医療相談の
時間終了後の余談で何度か耳にした
外科医&整形外科医達の疑問の吐露

「なんなのかさっぱり分かんないんですけど
年に何人か、奇妙な男性が来るもので
待合室&スペースにギターケース持参で
椅子に座り、受付の問診で尋ねると
ギターのレントゲンを撮って欲しいと...」

レントゲンは実費で結構な値段がするのに
なにより、なぜギターのレントゲンを
撮って欲しいのかが不明で?と

で、順番が来て呼ばれ、ギターケース下げ
診察室に入って来ると、一応話をし
レントゲン室へ、そしてギターを抱えて撮影

「ギターに詳しくないので、あれですけど
レスポールというギターのようで?」

そんな話しを聞いて数年後
レスポ-ルのボディの肉抜きが
オーナー達の間で話題になってるという
ニュース記事を目にし、そこで初めて
「あ~、これがその理由だったのか?」と
https://ameblo.jp/eazy-ka/entry-12467825807.html

https://naru-gakki.com/weightrelief-lp/



またこれは、同じ感じでラジオ音楽番組に
出演した医師達から何度となく出て来た話題

「クラシックが好きなので、話しとしては
知ってましたが、ピアニスト&ピアニスト志望
の方々で、年に数人、指と指の間の一般的にいう
水搔きをカットして欲しいという...」
(指間腔カットの要望はなぜか男性達ばかり)

「ほんとにそんな人がいたんだと
まさか自分が対面する事になるとは」と

で、カットしても意味ないですよ
と説明しても、納得出来ず、また
一度は納得しても、また来院し
やはりカットして欲しいと

しかし実際、カットしても指が
広がる訳でもなく、痛みが取れず
逆に運指が落ちてしまったという例も

なぜ医師達は手術をするのかというと
幾らリスクの説明をしても納得せず
リスクがあっても、どうしてもカットして欲しい
と継続的に強く要望され

そしてその後、痛みがどうしても気になり
元に戻したいと再手術を行う事も
しかし、完全に本に戻る訳でもない
という話しだった記憶

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