私は自分のペースで行くぞと決めた話
こんにちは、あきです。
先日、私の応援しているJリーグのチームが逆転勝利し、ゴールのたびに思わず涙ぐんでおりました。やっぱり勝つって最高ですね!
さて私は現在、根本裕幸カウンセラーのお弟子講座の9期生として、心理学やカウンセリングの勉強をしています。
全6回(各2日間)の講座も4回目が終わり、今週末には5回目の講座があります。
卒業が近づいてきたことを実感します。
先月の講座の最後に、宿題としてカウンセリングのモニター募集の話がありました。
今まで同期の仲間とは何回も実習を重ねてきましたが、今度は一般のお客様に対してカウンセリングを提供させていただき、経験を積んでいきましょう!というものです。
私はその話を根本師匠から聞いたあと、心がズンと重くなる感覚がありました。
なぜなら、「今のままじゃ絶対無理!とても人様にカウンセリングを提供することなんてできない!」と思い、怖さを感じてしまったからです。
だからまだカウンセリング実習をしたことのない同期数人に声をかけ、優しい仲間の協力のおかげで自主的に実習を続けてきました。
前回の講座から約1ヶ月、私は今になって比較と競争の罠にがっつりと引っかかっていました。
周りのみんなが、とにかくすごく思えてしまうのです。
「たくさんブログを更新できていてすごいな」、「心理学の知識を取り入れてタメになるようなブログを書けていてすごいな」、「ココロノマルシェデビューできるなんてすごいな」、などたくさんの気持ちが出てきました。
ちなみにココロノマルシェとは、根本師匠のお弟子卒業生が回答できる無料相談サイトです。現在お弟子講座で学んでいる私たちでも、提出した課題で優れた回答をした人に対しては飛び級制度があり、希望者はデビューすることができるのです。
そこでの私の問題は、自分のことを下げてしまうということでした。
「私はあんな風にココロノマルシェの回答ができるとはとても思えない」
「私は心理学の知識を上手に取り入れたブログを書くのは難しいかも」
「ちゃんと課題をやりたいのに怠けてばかり」など、無意識のうちに自分を責めては、なんとなく気分が上がらなかったり、課題もやる気が出ない日が続いていました。
お弟子講座が始まったばかりの4ヶ月前、私はみんなのことをすごいなぁとは思うことはたくさんあっても、落ち込んだり嫉妬するというところまではほとんどいかなかったように思います。
みんながすごいのは当たり前、という感覚がどこかにあったからです。
(裏を返せば自分はそうではないと思っているから、ということにもなります)
でも最近の私は数ヶ月前とは違い、仲間と自分を無意識に比べて落ち込んだり、嫉妬する気持ちを感じたりすることもあり、以前から気持ちの変化を感じていました。
そんな中、先日気づいたことが立て続けにありました。
Xで自主的にカウンセリング実習を続けていたことをつぶやいた後、そのことについて何人かの同期からメッセージをもらい、そのときに初めて、私は自分なりに頑張っていたのかもしれないなと思えたのです。
自主的に実習をすることは私の中では当たり前のようにやっていたことだったのですが、決してそうではなかったのだと気づかせてもらいました。
そして先週、根本師匠とお弟子9期生のオンライン上のお話会がありました。
私はその中で近況報告として、先ほど述べたような、今になって比較と競争を感じているという話をしました。
根本師匠からは「自分のペースでやることが大切」「比較と競争はずっと続くと思ったほうがいい」というような話をしていただきました。
後から思ったことは、私は周りの人を見すぎていて、自分のことはあまり見てあげていなかったということです。
本当は私にだってできていることはあるはずなのに、見ようとしていませんでした。
以前は自分のブログのことを好きだと思えていたのに、少し前には「こんな個人的なことばかり書いたブログを誰が読むんだい!」とちょっとやさぐれていたりもしたのです。
少し話が飛びましたが、お話会に出た後に、やっと自分のペースでやっていけばいいのかもしれない、と思うことができました。
そしてそのお話会で比較と競争の話をしたからか、次の日にまた何人かの同期がメッセージをくれました。
そこからまたいろいろなことを感じて、気づいたことがありました。
私はお弟子講座に申し込んだとき、カウンセラーになるかは決めていない状態でした。
ですがカウンセリングを学んでみたいという気持ちはあり、ほんのりとカウンセラーになれたらいいなという思いを持ちながら、講座を受講し始めました。
だからか今まで講座を受けていても、課題をしていても「カウンセラーになるかわからないし」と、どこか逃げ道を作ってしまっているところがありました。
でもブログを書いたり、課題やカウンセリング実習を重ねていくうちに、少しずつ私の中で何かが変わってきていることを感じていました。
課題に取り組んだり、私のブログを好きだと同期から伝えてもらったり、カウンセリング実習で相手から嬉しいフィードバックをもらったりと、そういうことが積み重なっていく中で、
「私は全くできないというわけではないのかもしれない」「私にもできることがあるのかも?」という思いを持つようになってきたのです。
先ほど書いたような、周りの同期の仲間たちを見て落ち込んだり、嫉妬してしまったのも、私が以前よりみんなに近づけたり、成長できてきたからこそ、出てきた感情だったのかもしれません。
おそらく母の影響を受けていると思うのですが、「私は何もできない」という思いをずっと抱えてきた私には、我ながら大きな進歩だと思っています。
そして更に「自分はどれくらいできるのか、力を試してみたい」という思いも、ひょっこりと現れてきたのです。
でも私は無力感を長く持ち続けてきたため、「まあ私の力といっても、大したことはないけどね」などと頭の中の声が語りかけてくることが何度もありました。
ですがお弟子講座で学んできて、せっかくモニターを募集できるチャンスがあるのだからやってみたい!という思いが確かにあるのを感じるのです。
昨日歩いているときにふと、「自分に許可が出せていないんじゃない?」という言葉が浮かんできました。
確かに、私がモニター募集をしてもいいの?という思いはどこかにあった気がします。
私はお弟子の2期の先輩がモニター募集をされている頃から、歴代の先輩たちがモニター募集されるところをずっと見てきました。
だから「今度は本当に私がやるの?」と、どこか現実味がなかったような気がします。
試しに「私もモニター募集にチャレンジしてもいいんだよ」と心の中で語りかけてみました。
するとなんだか心が温かくなるような感覚があったのです。
初回のモニター募集には飛び込めなかったけれど、私の中のやってみたいと思う気持ちを大切にして、次回こそチャレンジできたらいいなと思っています。
ただ私はパソコン関係が大の苦手です。
私は長年事務の仕事をしていますが、普段書類を作ったりすることはほぼありません。
先日仕事でパソコンを使っていたときにわからないことがあり、周りの人に教えてもらったとき「パソコン教室で教えているみたいだなぁ」と苦笑されてしまったレベルなのですが、パソコン関係の様々なことも、頑張りたいと思っています。
今回モニター募集にチャレンジする同期の仲間たちのことを、頑張って!みんなならできる!と素直に応援できる自分がいます。
私まで一緒にドキドキしているくらいです。
少し前なら焦ったり、今回チャレンジできなかった自分のことを責めてしまっていたかもしれません。だから今、そんな風に思えることがちょっと嬉しく思えるんです。
私は私のペースでやっていけばいい。
これを忘れないようにしていきたいです。
同期のみんなが続々とモニター募集に関するブログをアップしているなかで、異色のブログでした(と自分で言っちゃう)。
最後に、根本師匠のブログで、同期の仲間たちのモニター募集の記事が出ております。
ぜひご覧になってくださると嬉しいです!
ここまで読んでくださりありがとうこざいました。また書きますね。
「私なんて」の思いに寄り添い、エールを送るカウンセラー、あきでした。
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