【映画】ブックスマート
映画「ブックスマート」を観た。面白い!勉強一筋で高校生活を送り行きたい大学にも合格した2人組だが、自分よりサボっていて高校生活を満喫しているように見えた同級生も自分と同じぐらい魅力的な大学へと進学していることを知り、いったい自分は何を我慢して高校生活を過ごしてきたんだ、勉強以外していないではないかと思い、卒業式前日の卒業パーティーで高校時代の3年分はっちゃけようと試みるという物語。2人は勉強しかしていなかったのでパーティーがどこで開催されるか分からずパーティー会場に向かうところから大変。パーティー会場と思しき会場に到着しても同級生のなかに友達と言える友達もいないので2人は浮いた存在になり、なかなかはっちゃけるのは難しい。それでも最終的には割とハッピーエンドで終わるのでコメディーチックで幸せな1作だと思った。
クラスや学年の単位で見たら決して目立つキャラでない人物も、ある特定のグループの中ではその人の素を出すことができる。イケてるグループ、イケてないグループという階層はどの学校にもあるだろうが、そういった眼鏡で見るのではなく、1人1人向き合っていくというのが理想であろう。そんなことを言えるのも自分が高校を既に卒業した身分であるからであって、高校生はそのクラスの中での階級闘争を密かにしているのかもしれないが、それぞれがやりたいことをやればよいのではないかな。
高校を卒業した人間が見ても面白い1作であった。