【映画】陽だまりの彼女
映画「陽だまりの彼女」を観た。数年前に小説で読んでいたのである程度ストーリーは知っていたが、映画でもそこそこ楽しめた。ストーリーに大きな変更がないので、期待を裏切るということはなかった。
以下、ネタバレを含みます。
この映画は主人公と恋人との恋愛関係が描かれるが、主人公は実はネコであるというのがポイントである。そのため、猫舌のシーンであったり、部屋の魚が一匹消えているシーンであったりが挿入されている。小説ではネコとしての恋人を頭の中で想像することができるが、映画ではそれを映像化する必要がある。
ネコとヒトとでは寿命が違うので必然的に別れがあるが、この映画・小説では輪廻を通じてまた再開するということが示唆されている。そのシーンは、ネコと人間の出会いなので、映像化されるより頭の中で想像するほうが良かったかなとも思った。
その他、上野樹里がかわいい1作であった。