【映画】アメリカン・ユートピア
映画「アメリカン・ユートピア」を拝見した。映画館の営業が解禁されてから初めて見る映画なので、久々に映画館で映画を観た。デヴィッド・バーンのライブ(ショー?)を映像にした作品。こういう映画は音響の優れた環境で観ることによりよりその魅力を味わうことができるが、それだけに映画館ではなくライブで観たかったという気持ちも生まれてきた。
個人的に感銘をうけたシーンは演者がステージから客席に降り、客席を歩き回ってパフォーマンスをするシーンである。こういう行為は観客を信頼していないとできない。1人でも危ない人がいたら演者は危害を加えられることとなるためである。しかも本作の演者は黒人白人男性女性など色々な人が混じったメンバーである。白人男性の集団が白人男性のお客さんに向けてパフォーマンスをするような世界ではない。それだけに客席に降りて演じる点に表れていた、演者のオーディエンスに対する信頼が素晴らしいと思った。
生で観たいなと改めて思った。