【映画】シング・ストリート 未来へのうた
映画「シング・ストリート 未来へのうた」を観た。学校のなかでも目立たずむしろいじめられる少年がひょんなことからバンドを組み、音楽を作り、文化祭で演奏を披露するに至る物語。そこには、バンドメンバーとのやり取り、ある女性への思い、そして何よりも兄からの愛のあるアドバイスが描かれる。明確なストーリーで興味深く拝見した。UKロック好きは気に入りそうである。
この映画を観て思い出したのは、sumikaによるエピソードである。下記のサイトで、sumikaの片岡さんがこのように述べている。
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授業中に手を挙げて意見を言えるタイプではなかった僕が、バンドでステージに出て光を浴びるという経験は初めてだったので、これはすごい特別なことをしているなと思いました。一生続けばいいなと。
https://www.ch-files.net/sumika/
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いつかのロキノンのロングインタビューでも語っていた気がするが、バンドというのはみんなから注目されるという点で華があるなと思った。本作ではその上に兄との友情が描かれており、その点がオリジナルな印象であった。良作と思う。