【映画】あの頃、君を追いかけた

映画「あの頃、君を追いかけた」を拝見した。主人公がある女性を追いかけた高校生活を回想する物語。年齢を重ねるにつれてコミュニティや友達の数が増えていくとするならば、いまの私よりも高校生にとっての1人1人の友達は貴重で重要な存在である。重要だからこそ下手に告白して振られてしまうリスクを避ける。両思いなのに後ひと押しがなかったというケースがあるが本作ではこうした甘酸っぱさが巧みに描かれていた。

ちなみに回想する主人公は小説家であるが、仲良しグループの他のメンバーもそれぞれに順調な人生を歩んでいるように見える。年をとるほど責任が大きくなって真面目に生きないとなるけれども、昔の友だちと会うと馬鹿騒ぎしたい気持ちになる。本作でもそういうシーンが見られ、高校の友達って良いなと思う。

高校時代に高校の友達とこの映画を観て、10年後に同じメンバーでこの映画を見返したら面白いんじゃないかなと思った。

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