【映画】ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている
ビリー・アイリッシュのドキュメンタリー映画「ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている」を拝見した。おそろしい。兄と一緒に音楽を作ってインターネットに動画をアップロードをしたら急に人気が出て、あれよあれよと言う間に世界的なスターになったビリー・アイリッシュ。最初は自分の曲が地元のラジオ曲で流れていて喜んでいた彼女であったが、次第に海外ツアーで家族や友達と離れ離れになる必要が出てきたり、世間の目を気にする繊細さと自分への厳しさが相まって思うように作曲やレコーディングができず苦しんだりとつらい場面が続く。すっかり忘れていたが彼女はまだ10代なので、音楽を作ることと同じぐらいかそれ以上に家族や友人と遊びたいはずであり、そんななか曲を作ったりツアーをしたりするのはタフだなと思った。
それにしても彼女はグラミー賞も主要部門の多くを獲得するなど音楽業界では間違えなく成功者であるにもかかわらず、トータルではあまり幸せそうに見えない。というか、むしろ有名になったが故の制約が多くて辛そうである。とは言え、家族仲が素晴らしく良好な様子は映画からも伝わってきた。無理して続けず、人間活動を入れつつ無理のないペースで息長く活躍してほしいなと思った。
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