【美術館】2121年 Futures In-Sight展
「2121年 Futures In-Sight展」に伺った。50人を越える作家が参加しておりそれだけに期待が大きかったが、いかんせんスペースが限られているだけに展示されるコンテンツの1つ1つのは物足りないと言わざるを得ない。なお、展示されるのはいわゆる立体的なモノとしての作品だけではなく、「どうやって未来をつくる?」といった問いに対する各作家の答えも文章で展示されている。この言葉は会場の壁の至るところに描かれているが、わざわざ会場に行って見る価値があるかどうかはクエスチョンである。例えば、回答する人によって回答のデザイン(例えば文字の大きさや形)が変わっていればそれは会場で見る価値があるかなと少しは思うが、この展示では各作家の回答がほぼ同様の文字で展示されていたように思え、その点が物足りなかった。
立体的な展示ではなく、本などの活字としての展示で十分満足できるのではないかと思った。