【映画】オアシス:ネブワース1996
「オアシス:ネブワース1996」を拝見した。いかにオアシスが当時熱狂的に支持されていたかがわかる。思えばチケットをとるのに電話をかけたころが懐かしい。チケットを取るという共通の目的のために、普段はそこまで仲の良いわけではない兄弟や友人と協力した話や、ネットではなくレコードショップでチケットを取ろうとした話など興味深い。
リアム・ギャラガーは1人1人の観客のことなど気にしていないかのように見せつつ、ちゃんと1人1人見ているように思われるエピソードもまた興味深い。単なるライブの記録映画ではなく、そこに参加した観客について分厚く描かれていたのが好みであった。
その他、音が良い。ギターがうるさくてちょっと耳鳴りしちゃいそうな感じはライブでしか味わえないと思っていたが、映画館でも味わうことができた。これは相当に高い設備を用意しないとネットフリックスなどのサービスでは味わえないのではないかと思った。