雑食オタクが"本田の女"になるまで。

多くのQWVさんがファンになるまでの経緯を
noteにしたためているのを拝見し、
皆さんのOWVへの熱量に感動した今日この頃。
ご覧いただいている皆様、
いかがお過ごしでしょうか。

あ、まず、たまたまこのページにたどり着き
「OWV?QWV?そもそもなんと読む?」
となった方向けに軽く説明を。

OWV(オウブ)とは吉本興業所属の
上記動画サムネ画像の左から
中川 勝就(なかがわ かつなり)紫
本田 康祐(ほんだ こうすけ)赤←当方の推し
佐野 文哉(さの ふみや)青
浦野 秀太(うらの しゅうた)黄
から構成される
4人組ダンスボーカルグループだ。
彼らはPRODUCE 101 JAPANという
オーディション番組に出演(以降日プと記載)、
デビューメンバーからは脱落するが
その後本人による事務所への直談判によって
2020年に所属・結成、デビューを叶える。
(番組内でデビューしたのはJO1である)

そのファンの名前がQWV(キュウブ)という。
ほかのQWVの方も数多くnoteで執筆しているので
ぜひ「OWV」で検索していただきたい。


話を戻す。

QWV皆々様の熱に感化され、
自分自身の本田康祐、OWVとの出会いを
こうやって残しておくのも
いいかもしれないと思い
今回、こうして文字にしているというわけだ。



雑食を極める自己紹介

まずはじめに、
私は「雑食オタク」といわれる分類のオタクだ。
性別、界隈など関係なく幅広く
好きなアーティスト、コンテンツがある。
一部だがこんなファン遍歴だ。

・嵐 2005年~現在※活動休止中
・Hey!SayJUMP髙木雄也:2011年~現在
・元乃木坂46橋本奈々未:2011~2016年※卒業引退
・元関西ジュニア・KinKan金内柊真
 :2012~2015年※事務所退所、引退
・SILENT SIREN:2012年~現在
 ※2022~2023年末活動休止
・LIFriends:2012~2019年※解散
・Brand New Vibe:2014~2018年※解散
・元NMB48村瀬紗英:2016年~現在※2020年卒業
・緑黄色社会:2018年~現在
・AliA:2019年~現在
・OWV:(2019)2020年~現在

 音楽以外にディズニー作品・パークや
 俳優、演劇、J,WE.リーグチーム等々


深夜に眠れなくてたまたま見た
ピーマン潜水をしている姿に
ゲラゲラと笑った日から始まった私のオタク人生。

今回の投稿に1ミリも関係なくとも
今後取り上げたいと思う方も並べているため
この数となったが、それでも一部なので
我ながらにやり過ぎだと感じる。
一方、お別れもそれなりに経験してきた。
ケースとして少ないがファンを降りたこともあれば
休止、解散、引退などのお別れをしたこともある。
だけどこの遍歴があったからこそ、
今QWVでもあるわけで。
そのための長い前置き、失礼。

初投稿なので自己紹介代わりに。
(ここまでで約1200文字)



ということで「あなたはどこから」シリーズ
私が本田の女になるまで。

スタート。



PRODUCEシリーズとの出会い


まず私は元NMB48村瀬紗英のオタクでもある。
そのため、PRODUCEシリーズは48の時に
知ることとなる。
当時のグループのオタク間のイメージとしては
ファッションが好き、自己プロデュースが上手い、
ただグループの序列としては可もなく不可もなく。
だが私は彼女のステージ上での魅せ方、輝きが
素晴らしすぎると思う一方で
ドンっと押し出されることが特段なく
「なぜ世間に見つからないんだ、、」
という苛立ち、焦りに近い思いがあった。

(もちろん選抜やQueentetメンバーとしての活動も
嬉しいがあくまでNMB界外での注目というと
中々難しいものがあった)


その彼女がPRODUCE48に参加した。
今振り返っても、彼女にとっての転機である。
未知の世界で挑戦する彼女のことは
たかがオタクであっても気が気でなかった。
でもそこはパフォーマンスに信頼を置く我が推し。

グループバトルでの最初の抜きのカットで
一気引き込んでいき、現場評価の個人順位で
バトル内1位タイを獲得。(バトルも勝利)

(その後ポジションバトルでダンス部門1位を獲得)
番組でのフォーカスは少なくとも
披露したステージングで着実にファンを増やした。

番組終了後も彼女への注目度の昇り様は割愛するが
「大迫半p、、、」いや、
「村瀬紗英半端ないって!」
といわんばかりのものだった。
(シングル曲のフロントメンバーへの抜擢、
一握りの人しかできない
常設劇場以外の会場での卒業コンサートを開催、
アパレルブランドのプロデューサー就任)


私はPRODUCE48をきっかけに
練習生のステージでの輝き、そこへの追及心や
歴史が動く瞬間に立ち会えるのではという
魅力に惹かれオーディション番組を
外野ながらに見るようになる。


ターンが綺麗な人を見た、ある日


その一方、あるアーティストの曲にはまり
時間が合えば出演するイベントに行くようになる。(★)
そしてたまたまイベントで名前を連ねていたのが「White A」
当方のOWVでの推しである本田康祐が
以前所属していたグループである。

彼の多くの曲中の立ち位置が
ちょうど私がその日見ていた場所から
いわゆるゼロズレだったこともあり
自然と目に入った。かとおもえば、
ターンの美しさに見とれてしまったのだ。
(今もそのライブハウスに行くと光景を思い出す。)

だが、当時の私は社会人になりたて、
応援していたバンドが
解散目前の全国ツアー真っ最中で
気持ちの隙間は、もう残っていなかった。
そのため名前やその先の情報を調べることなく、
彼の姿、その気持ちは
宝箱をそっと閉じるような形となった。

全てがつながった日


月日を経て、PRODUCEシリーズを
日本で開催されることを知る。
私はとにかく、とにかく嬉しかった。
その頃にはオーディション番組の流れや
制度、特徴も分かっていたため
自国で、それもPRODUCEシリーズを
やるだなんて浮足立つ思いで、
「チッケムを見ながら1Pickを見つけよう」と
その日を待っていた。

そして2019年9月9日。
テーマソングである「ツカメIt's Coming」の
練習生個人の動画が公開された。
サムネイルをスクロールをしていくと
ある練習生の顔を見てその指を止めた。
「この人、、」と恐る恐る動画をタップし再生した。

その瞬間、パンドラの箱が開いたかのように
奥に閉じ込めていた感情がブワっと噴出した。
―――そう、本田康祐である。


あの日見とれてしまったターンも、
気づけなかった表情管理も、
指の先まで心がのっているような
静と動がしっかりとある動きも
間違いなく、あの本田康祐だったのだ。

指が、足が、体全身が震え、痺れた。

まだステージの上にいてくれた
という涙が止まらなかったと同時に、
応援していたバンドの解散を
2年連続で2組経験した直後のため
White Aのことも心配になった。
だが彼等はグループを続けていること、
彼の活躍を願っていることを知り複雑かつ
だからこそ彼らのためにも
絶対結果を残さなければという気持ちになった。
(レイクタウンでのイベントに行った際、
MCで国民投票のことを
呼び掛けていた姿が忘れられない) 

そこからパーソナルな部分を知っていく。
その当時はグループのチャンネルでの動画でしか
人となりを知ることしかできなく、
とにかく見漁った。
また各種SNSで撮影可能だったイベントでの動画を投稿してくださっている方がおり、
常に検索していた。
(行き慣れていた町田ターミナルプラザでの
動画があった時は発狂した)

そしてあたふたした日々を送っていると
すぐに初回放送日がきた。

奇跡と現実

初回放送日からは毎週順位との闘いだった。
スタートダッシュがいいとは言えないけれど
「ここからだ」と火が付くような気持ちでいた。
レベル分け評価の際は字幕が出るたびに
画面に向かって拍手するくらい、
1秒でも名前が出る度に喜んでいた。

テーマソングのツカメの練習風景では
耳を澄まして映像を見ると配属された
Bクラスの先頭に立って練習をする姿からも
心意気が伝わり、
再評価でAではないと察した時、すごく悔しかった。(オタクはやっぱり応援している人が
何よりもNo.1である)


日プ放送の中での個人的に印象深いのは
やはり何といってもポジションバトル。

ずっと応援をしているHey!Say!JUMPの楽曲、OVER THE TOPを彼が振付、リーダーを務め、
披露したのだ。
K-POPの番組のため韓国アーティストに推しがいてそのグループの楽曲を披露するのであれば
確率論として成立するが、
まさか、、、、となった。
(その後OWVのデビューシングルが
Hey!Say!JUMPのシングル発売と重なるところまで
できすぎな話である)

この曲、本家のパフォーマンスを
見たことがある人からすると
本田康祐が振付をしたOVER THE TOPは
違う印象を受けると思う。また、逆も然り。

本家は「いわしダンス」と
当時歌番組で紹介されていたのだが
全員で鰯の大群かのように一つの動きを表現し
流れとして止まることが少ない。
(ミュージックビデオの大半を占めるダンスシーンは
上下黒のピタッとした服装で個性をもたせていない)
一方彼が振り付けたものは
「今誰にフォーカスが当たっているのか」が
分かるほどフォーメーションの変化で
メリハリをつけており、
全く違う曲の作品を見ているかのようだった。
彼のスキル、魅力をさらに実感することとなる。

これ以上グループバトル、コンセプトバトル、
最終評価の感想を記載すると
この記事が1万字を超えると考えられるので
割愛させていただく。

毎日の投票、SNS投稿や供給コンテンツを
ひたすら追い続けながら
順位の変動が回を重ねる度に恐怖となっていった。日本では初開催の番組だったため、
脱落した後のイメージもわかず
元居たグループに"戻れる"確証もない中で
パフォーマンスに胸を打たれれば打たれるほど
苦しかった。

そして彼は最終評価を受けることができる
20人に入り私はラストの生放送を
テレビ越しに見届けた。
11位という壁が高いのはずっと感じていたが
生放送だからこそ何か起こるはずだと
固唾をのんで見守っていた。

結果上位11人がデビューする中、15位。

名前が呼ばれずデビューメンバーを見守る彼をみて
悔しくて涙が出るという以前に
「これが現実だ」と受け止めることに必死だった。

そしてすぐ、所属していたWhite Aからの脱退発表。ものすごく複雑だった。
改めて当時彼の決断にYesを出した彼らには
今でも頭が上がらない。


"本田の女"でいる


それからは時たま質問箱や
仲の良かった練習生たちと食事に行った写真の投稿
インスタライブを配信していたりなどしていた彼。
今となって自分に対して落ち着けと言いたくなるが
「次につながるなにか」があると
その僅かな期待にすがるしかなかった。
ただ、他の練習生たちが続々と
グループ結成をしていくなか
そこには"本田康祐"の名前はなかった。

正直焦っていた。
でもその焦りは私だけではなくSNSでは
"本田くん"というワードが
トレンド入りするレベルだった。
(おそらくInstagramのプロフィール欄の内容が
消えた時が一番動揺した)

そんな中、彼から「気長に待っていて」という
ストーリーが投稿がされる。
その時、それまでとは違うモヤにかかっていない、
今後に対して最も期待できるワードが聞けて
やっと涙がでた。

脱落したという現実を受け止めた上で
ステージにまた帰ってきてくれるその日まで
「"本田の女"でいる」と決めたのだ。

これが私の本田の女としての軌跡だ。
とてつもない長文でありながら
まだOWV結成前であることに
自分のことながら驚きが欠かせない。


こんな奇跡も


また、"本田康祐"を初めて知ることとなる
ライブでお目当てとしていたアーティスト(★)だが
"BuZZ"という。
「聞いたこと、見たことある」
というQWVさんも中にはいるかと思う。

ライブを見にいった当時とは
体制がかなり変わってはしまったが
2022年夏にお台場で開催された
"WaterRand2022"というイベントで
OWVとBuZZは名を連ねるのだ。

これまた奇跡という言葉で片付けられないほど
私の中では一大事で
当日、色々な思いで会場に向かったことを
今でもふと思い出す。
朝イチできっかけになったライブハウスを
一目見ようとわざわざ渋谷へも行った。

ぜひ彼らの音楽もYoutubeなどで今も
触れることができるので聴いてみてほしい。
(EMPTY KRAFTというダンサーとミュージシャンの
グループと対バンし、コラボした時のステージは
ソウルフルでグルーヴが心地よい
極上の音楽空間だった。わすれられない。)

最後に


様々な奇跡によって私は
"本田の女"でいると決めた。
そんな私がもちろんOWV結成によって
グループのファンとなるのだが、
心から"QWV"だと言える日については
また別の時に。


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