インド世界遺産の旅2024 1日目
インド世界遺産の旅 1日目
インド ニューデリーへの飛行機は 羽田空港発 全日空のNH837便で
第三ターミナルを10:50出発です。
旅行会社からの資料によると集合時間は出発2時間半前の8:20とのことでした。
そこで余裕を見て8:00に着くように自宅を出発します。
普通に会社に行くより30分ほど早い出発になります。
自宅最寄駅から途中の乗換駅までは通勤通学の都心に向かう方向なので
普通に混んでいます。夫婦でスーツケースを持ち込みますが
特に問題なく乗り込めます。
最初の乗換駅から羽田空港方面は通勤通学の方向とはちょっとずれるので電車で座ることができ助かります。
最終的に京急に乗り換え羽田空港第三ターミナル駅で降ります。
予定通り8時前に到着しました。
ここで汗っかきの妻が「ハンカチ忘れた。一枚も持ってない!」と言い出したので、急遽出発フロアのセブンイレブンに買いに行きます。
で、無事に集合場所に到着。eチケットとちょっとした書類と、荷物用のタグを受け取り解散です。
何もすることないので早々にチェックインします。
セルフのチェックイン機があるのみで、係員の姿はまばらです。
とりあえず見様見真似でチェックインしてみます。
座席も指定して、チケットと荷物のタグも無事に発行されました。
続いて荷物を預けて無事手続き終了です。
自動荷物預け入れ機は国内線でも使ったことがあったので、こちらは問題なくクリアできました。
続いてすぐに出国手続きに向かいます。
こちらもパスポートスキャンするだけで特に問題なくクリアします。今は出国のパスポートも押してくれないんですね。
無事出国手続きを終えましたがまだ9時頃、搭乗時間は10:20とのことなので
かなり時間があります。
そこで私の持っているクレジットカードについているPriority Passが使えるラウンジへ向かいます。
数年前からPriority Passを持っていましたが、コロナ禍等で使う機会がなく、これまで未使用でしたがやっと使える機会が来ました。
SkyLoungeSouthの場所を確認して向かいます。
搭乗口とは少し逆方向でしたので、早めに出ることを確認してラウンジへ。
私のPassは妻の費用も無料となります。ありがたい。
座席を確保し、出国できたことを祝って生ビールで乾杯です。
平日休みを取っての朝ビール、この背徳感がたまらないですね。
ビールは2杯ほどで終わりにしてレディボーデンアイスを頂いてラウンジを後にします。
時間通りに飛行機に搭乗します。窓際の3人席に夫婦二人で座ることができました。
トイレへの出入りも他の人を気にすることなく動けますので良かったです。
ニューデリーへの飛行時間は約9時間。どこを飛んでいくのかなと思ったら
沖縄方向へ向かい、石垣島、台湾、ベトナム、カンボジア、タイあたりまで南下し、そこからミャンマー、バングラデシュと海岸線沿いを飛行し、インドのコルカタ付近からインド国内に入り、ニューデリーへ向かうというルートでした。
たしかに以前のTVの番組で、飛行機はヒマラヤ山脈の上空を飛ばない、と聞いた記憶がよみがえってきました。
2回目の簡単な機内食を終えるとそろそろ降下が始まります。
ただ到着前に機内放送で「ニューデリー空港上空からと、空港内部は写真撮影禁止」とのことでしたのでここはおとなしく従います。
到着前に入国カードをササっと書いて到着を待ちます。
無事ニューデリー空港に到着しました。かなり広い空港のようです。
ターミナルに降りますが、新しく非常にきれいです。
空港には独特のにおいがありますが、「もしやカレー臭いのか?」という予想は見事に外れました。
降りてすぐ妻とトイレに行ったら結構時間を要してしまい、一緒に降りてきた他のお客さんの姿がありません。
慌てて空港内の案内に従いながらImmigrationに向かいます。
入国審査でインド国籍以外の人のレーンに並びます。
ここでは両手の指10本の指紋のスキャンを行っているのですが、これがなかなかOKが出ません。
右手の親指以外の4本、左手親指以外の4本、両方の親指2本の3回スキャンするのですが、ほんとにうまくいかず、「Try Again」となります。
5~6回目でやっとOKが出ました。
やれやれ、と振り返ると妻のほうは、それ以上にうまくいっていません。
手をさすってみろ、とか、手を振ってみろ、とかいろいろ言われてトライしていますが全然反応が悪いようです。
私が終わってから10分ほどやってましたが、次第に審査待ちの客がいなくなり、合わせて係員も徐々にいなくなり、最後は「もういい!」という感じで「行っていいよ!」という感じでスキャン成功することなく通過させてもらいました。やれやれです。
とっても遅れて荷物のターンテーブルに向かうと私達のスーツケースは既にターンテーブルから降ろされていました。
そのスーツケースを持って、やっと出口を出て集合場所へ。
旅行会社の旗を持つ現地のガイドさんと無事に合流できました。
さて合流場所は空港建物を出たところになりますが、いや暑いのなんの。湿度が非常に高く一気に汗が吹き出します。
目の前にはケンタッキーのお店があったり、空港っぽいところなのですが、いきなり驚いたのがその付近に犬がいっぱいいて、ごろごろ日陰に寝そべっています。
犬や牛が町中にいっぱいいるとは聞いていましたが、空港からこのような状況とは思いませんでした。
歩いて駐車場に向かい、これからずっとお世話になるバスに乗車です。
思った以上に大きく立派で、高級感のある内装です。
「古いバスだといやだなー」とか思ていましたが、これなら合格点です。
全員乗り込んだところで、本日はホテルに向かうだけです。
ニューデリーの街の中をホテルに向かいます。
違和感なく眺めていて気付いたのは、インドは日本と同じく車が左側通行なんですね。
そういえば元イギリス領だから、と納得しました。
空港の周りは、世界中どこに行っても似たような景色ですが、
空から外れるにつれて、いきなりインドらしい景色が見え始めました。
写真は明るく撮れてますが、夕暮れとなり、裸電球の明かりと店の明かりと行き交う多くの人々と「熱い」感じがします。
車内でインドルピーを手配してもらいます。
今回のツアーはすべての食事も付いているので、たいしてお金を必要としなそうでしたので一人¥5000ずつルピーに替えてもらいました。(2900ルピーほどだったかな?)
今晩のホテルに到着。街の中にある立派なホテルです。
ホテルに入るのにも、空港にあるようなX線の手荷物検査と、X線ゲートをくぐり、男女別に警備員によるボディチェックが入るという
厳重なセキュリティチェックがあります。
パスポートを提出し、チェックインを待ちます。
夕食はこのホテルのレストランで取ることになりますが、ガイドさんから、「その前に近所のスーパーに行ってみましょうか?」との
提案があったので、貴重な機会なので参加します。
ホテルからほんの100mほどなのですが、途中に駅の出切口があったりで人が多いし、3輪のリキシャがあちこちで見境なく(?)クラクション鳴らしながら肩口をかすめながら走り回っているわ、道端には舗装がされてなくて水溜りがあったりで、とんでもない距離を歩いた気がします。
とにかくクラクションがうるさくてしょうがありません。
インド旅行のYouTube見てるとほんとクラクションがうるさいですが、あれがほんとにずっと続いています。耳もおかしくなるし精神的にもかなりストレスになりそうなんですけどね。
ちょっとしたショッピングセンターのようなところですが、ここも出入り口に警備員がいて、荷物検査と身体検査が入ります。
スパーの雰囲気は日本のスーパーと大きく変わるところはありません。
食品に加えて、ちょっとした衣料品や雑貨など扱ういわゆる総合スーパーのようなところでした。
必要に迫られて妻の追加のハンカチ(ハンドタオルですね)を購入して店を後にします。
物価はルピーを日本円に換算すると、売ってるものの値段は日本と大して変わらないな、という感じでした。
再度ホテルに戻り、都度セキュリティチェックを受け、食事に向かいます。
ホテル内のレストランでバイキングです。
5種類ほどのカレー他多くの料理がきれいに並びます。
早速カレーを全種類いただき味見を始めます。
(すみません。写真ありません)
うん、どれも辛いです。
バターチキン(?)みたいなチキンカレーが一番食べやすいですね。
あと食事の合間にボーイさんが必要な方にナンを配ってくれます。
これが意外なことに薄くて「カリカリ」なものでした。日本のカレー屋さんで食べるナンは割とふっくらもちもちしているものが多い気がしますけどね。
またご飯もありますが、SteamedRiceで蒸した長米種で食感も完全に日本のお米とは別物です。
ただこれはこれでカレーと合わせると結構いける気がします。
ちなみにこの日このホテルのビールは売り切れ(!)とのこと。そんなことあるのか??とただただ驚くばかりです。
仕方がないのでラッシーを注文。このホテルのラッシーは350ルピー(¥700弱)でした。
食事を終えて部屋に戻ります。
ホテルの部屋には大きな水のペットボトルが2本用意されており、水分補給、歯磨き等は十分賄えました。
しかしながら残念ながらトイレにトイレットペーパーが置いてない!
非常時に備えて日本から芯抜きトイレットペーパーも持って来ていますが、
ガイドさん経由で依頼しましたが、部屋に届いたのは夜10時ころでした。
そして最後にシャワーです。
バスルームには立派なシャワールームがありましたが
お湯が出ない。正確には水よりは暖かいことはわかるが、シャワーの温度としてはちょっとどうよ、という程度。雰囲気的には夏の田舎の海水浴場の水道直結のシャワーみたいなものです。
私は早々に撤退しましたが、妻はしばらく出しっぱなしにしていたら少しは暖かくなった、とのことです。
さあ、寝る前のちょっとした空き時間、地元のテレビでも見ようかとしましたが、壁掛けの立派な大きさのTVが反応しません。
CATV用のセットトップボックスが付いてるタイプのものですが、何とこのリモコンに電池が入っていません。そんなことがあるのか?と思うようなことが次々に襲い掛かります。
結局この日はテレビを見ることもなく早々に寝ることにします。
ベッドは快適で気持ちよく寝れそうです。
ではまた明日。