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Photo by
yriica
なぜか「尾崎豊」の話…。
唐突な話ですが、この写真を見て突然「尾崎豊さん」の事を想い出したので、ちょっと書きます(すみませんが、私は《ガチ勢》では無いので、本気(と書いてマジ)の皆さんは、読み飛ばしてくださいね)。
彼がデビューしたのは自分が中二の頃なので、スゴく肌感として《同時代に生きていた》人なのですが、一躍スターに成っていく彼を見て、当時は「俺ぁ、嫌いだ」と公言していました。
思春期ですから《大人社会への抵抗感》は同感なのですが、あんなに『あからさまに歌詞にされると(似たような想いを持ってる自分には)小っ恥ずかしいなぁ』って気持ちが湧いてしまっていたんでしょうね…。
そんな事を言いながら、初期の3枚は全部聴いてたんですから、「若気の至り」と云うか「思春期真っ只中のお子ちゃま」な自分が居て、今思い出してもかなり恥ずかしいです。
冒頭の写真は、そのころから《聖地扱い》されてた『十七歳の地図』の歌詞に使われた場所を思い出させてくれたので、思わず拾い上げました。大学時代の先輩は、あそこまで花を手向けに行ったって言ってたなぁ…。
何もかもを『若かったなぁ〜』で閉じる気は有りません。「コスパ」「タイパ」と、時代に気が利いている積もりの割には、流行やファッションは昔と同様に《横並びでお揃いに成りたがる》日本の若者の突き抜けなさが歯痒いし、「五十路を過ぎたから…」と言い訳して何もかもを面倒くさがる自分にも腹立たしい気持ちが湧き上がる時が有ります。
そんな時に《いつまでも変わらない尾崎豊の歌》は、怠惰な自分の心に「からっ風」を吹かせてくるのでしょう。
合掌。