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空腹に読書でもっと空腹

ごきげんよう。こんにちは。
今日たまたまテレビで見ていた甲子園。
とてもヒリヒリする試合展開でした。
住んでいる県の代表だったのでそちらを応援していましたが、どちらも最後まで諦めずに粘り強く頑張っていて本当に感動しました。
実を言うとスポーツ観戦にはあまり関心がない方なのですが、いざ観始めれば熱中するタイプです。
オリンピックも家族が観ているのを横目でチラチラしていたはずが最後はテレビの前を陣取っていたりして。

さて、今日はこれまでに読んだ本の中からお気に入りを紹介するシリーズの第2弾です。

第2弾は原田ひ香さんのお気に入り書籍を紹介します。


1冊目は「三人屋」。

朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナック――
朝・昼・晩で業態がガラリと変わるその店は、通称「三人屋」。
やって来るのは、三女にひと目惚れしたサラリーマン、
出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店主、
女泣かせのスーパー店長など、ひと癖ある常連客たち。
三姉妹が作るごはんを口にすれば、胃袋だけじゃなく、心もたっぷり満腹に!?
心とお腹にじんわりしみる、美味しい[人情×ごはん]エンタメ!

Amazon商品ページより一部引用

私は三姉妹なので妙に親近感を持って読みました。
出てくる食べ物が朝昼晩どれも美味しそうで、近所に実際にあったら行きたいくらい。
ほっこりした話かと思いきや大がかりな出来事があったりで面白かったです。
ちなみに続編もありますが、私は1作目が好きです。
どちらもAudible版の聴き放題プランにあるので耳読書派の方はそちらでも良いかもしれません。気になる方はこちらから。
紙読書派の私にはAudible合いませんでした…。


2冊目は「ランチ酒」。

犬森祥子、バツイチ、アラサー、職業は「見守り屋」。営業時間は夜から朝まで。
様々な事情を抱える客からの依頼で人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。そんな祥子の唯一の贅沢は、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。
別れた夫のもとで暮らす愛娘の幸せを願いながら、束の間、最高のランチと酒に癒される。
腹の底から生きる力が湧いてくる、絶品五つ星小説!

Amazon商品ページより一部引用

実はこちらはシリーズで3部作あります。
それを知らずに第2弾から読んでしまった私…。
登場人物の細かい描写がやけにあっさりしていたはそういうことだったのか、とあとから第1弾を読んで思いました。
でも第2弾から読んでも面白かったのでシリーズ通して面白いです。
こちらもやはり出てくる食べ物が美味しそうで、普段そんなにお酒は飲まないけど昼から一杯いきたくなります。


3冊目は「定食屋「雑」」。

真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。
理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。
大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女〝ぞうさん〟がいた。
沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり——。
個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。
ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。

Amazon商品ページより一部引用

この本は原田ひ香さんの小説の中で一番最近読んだものです。
身体に優しいごはんや丁寧に作られたごはんも良いですが、ジャジャッと豪快に作られたごはんも良いというのはなんかわかるー!と読みました。
そしてぞうさんが使っている「しょうゆ」もちょっと面白くて、なんか家でもそんな大雑把で大胆な料理するのもいいなと思ったり。
主人公の角がどんどん取れていくのにホッとしたり。
前向きな気持ちになれるお話でした。


私は原田ひ香さんの本が好きで手に取ることが多分一番多いです。
出てくる食べ物の描写がわかりやすくて想像しやすいんですよね。
他にも読んだ本があるのでまた紹介できたらいいなと思います。
また「食べ物が美味しそう」って感想になりそう。

読んでいただきありがとうございました。
それでは、ごきげんよう。

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