離婚

先月、私ごとですが5年の別居を貫き離婚成立。

同じ事をただ日々過ごしているだけの毎日も何故か離婚が成立してから明るくなった。

正直、離婚したい側の私は心が晴れ晴れしてるが元旦那はどんな気持ちなのか考えようともしなかったけど。

私なんかより【孤独】で
私が元旦那を憎むよりも元旦那の方が私を憎んでいるのかもなぁー
そんな事を思いながら居た。

ワタシの笑顔を返して下さい。

本当にそう思ってた時期もあったけど、
これも元旦那の方が思ってたりして？

ふと思ったのは。
最初から私は覚悟をして結婚したのか？
そう問われたら【はい】とは言えない。

勿論、
結婚する時に離婚はしない！何が何でも貫くよ。
そこまでは思わなくてもやれるとこまではやろうと思った。
今年、結婚20年目の節目だった。
別居もあったにしろ。
私も元旦那もよくここまで耐えたな。
そう思った。

【幸せ】を感じた事は勿論あったし
お金に関しては結婚前から借金あった人だったから余裕なんてなかったけど。
それでも優しさに包まれていた？事もあったはず。
でもいま思えば。

元旦那は私にこう話した事があった。

【俺はきちんとした恋愛をしてきていない】
【過去の付き合った彼女との間に良い思い出なんて一つもない】
【こんな風に愛された事がなかった】

以前、こんな事を話していたのを思い出した。

それならば私は元旦那にきちんと愛を与えてあげていたのか。
結果的にそれが最後まで出来なかったけれども。

それでもやっぱり無条件の愛なんてものは私達には存在しなかった。

【こん風に愛された事がなかった】
　　　　　　　↓
【愛される喜びを知った】

愛されたから私達に愛情をお返ししてくれたけれども。
それが向けられなくなった途端に
暴言や経済DV.ストーカー行為、嘘をつく。
相当、父親としても旦那としての裏切りを数々やってきた。

浮気は知ってるだけで2回。

その他に風俗に行き、病気をもらう。

見た目は普通でそんな事をするようにも見えない程の良い父親、良い旦那だと周りから評判。
飲み会もほとんど行かず。
ただここも断っていたのでなく。
誘われていなかっただけだ😅

要するに旦那の事を私は知らずだった。

私は娘が生まれてからずっと。
娘の写真と娘と父親の写真をほとんど撮ってきた。
家を離れる時に写真を見返した。

私と娘の写真などほとんどなかった。

私はずっと。
撮る側に回っていたのだ。

いずれくるお別れを予感していたかのように。

家族3人の写真も2人の写真に比べたら全然少ない。

それもどーしようか迷った。
旦那のところだけ切り取ろうか。
娘のとこだけきりとって持っておこうか。
一層の事、捨ててしまおうか。

娘に聞いたら
【パパのやつはいらない】といった。
それはまだ父親を許せない反抗的な気持ちだろうし。
とりあえずツーショットの写真は全て
旦那への荷物の場所に置いてきた。
必要なければ処分するだろう。
そう思った。

3人の写真は娘がきちんと愛された形だと思い、
娘へ残そうと思った。

ママとの写真はほとんどなかった。

その時撮らなかった事を後悔もしたけど
私は娘自身がいるじゃないか！
それで十分、幸せなのだから。

娘に【自分が愛されていた】という証拠が残せればそれでいいやと思い、写真などまとめた。
　
家をでた時、車に積めずそのままにしてきてしまったものを元旦那は今、せこせこと中身を確認しながら荷物をダンボールにつめ、少しずつ送ってきてくれている。

電話のやりとりなど一切なく
ショートメッセージで自分の要件のみ。
それ以外は既読にもしない。
自分の要件のときだけは
こっちの対応次第で不平不満言うが
それでも一つ一つ段ボールに詰めて送ってくれた。

大事なものを捨てられたりもしたが
私も元旦那もそろそろ本当の終わりが近づいているのもわかっている。

言いたい事は山ほどあるが
20年の月日を一緒に過ごした事は大きい。

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どうか元旦那さま。
身体には気を付けて、
いつか娘があなたに会いたいといったら
カッコいい父親で会ってあげて下さい。

そしてあなたが会いたいと思った頃、
どうしてもと思ったら
連絡でも下さい。

ありがとう。
今まで。

きっとあなたなら大丈夫だよね。
だって娘の父親なのだから。

いつかみてあげてよ。
娘がどれほどの苦しみから立ち直って
生きている姿を。

あなただけが辛かったわけじゃない。
皆んな辛かったのだから。

生きて下さい。
精一杯。

そして幸せでいてください。

また余計なお世話と言われるかな。
それでもあなたの幸せを願っています。