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姉的な私と弟的な彼


【お借りしてます。これもイケ散らかしてる😭】


彼が側にいて
隣にいて笑っているのが当たり前になった頃。

何となく感じる違和感。

彼からの好意に
何となく感じながらも

いやいやいやいやー。
あり得ないっしょ。

そしてたまに感じる彼の精神的高さ。
そこでの錯覚に自分でも戸惑いながらも。

可愛がりたい。
私、弟いなかったから
あんな弟がいて嬉しい。
そう素直に感じていた。

そしていつも思う。
精神的高さ。

どうしてこの子は
私の悲しみに寄り添うのだろうか。
どうして辛い時わかるのだろうか。
悲しい顔しないように気をつけてるのに。

周りの人だってほら、
気付いてないよ。
どうして今、私が悲しいの
この子にだけは伝わるの。

私の孤独に寄り添ってくれる存在。
それが他の誰でもないこの男の子だった。


少し思った。
この子が同い年ならば。
この子が年下でなければ。

私はこの子のお母さんに信用されている。
それに私はそんなバカじゃないし
理性もわかる。

彼のそのガンガンくるアプローチも
私は気付かぬふりをした。
認めてしまったら彼を傷つける。

彼との間にこの関係以上のことはない。

私はあえて知らないふりをし、
周りにもそれを貫いた。

きっと私に懐いてるんだよ😊
お姉ちゃんみたいなんだろうね、きっと。
私も弟みたいに思ってるから、
これから先も変わらないよ。

周りも段々、気付き始めている
彼からのアプローチに関係性を見張り始めた。

面倒な事になりそうだな。

でも知らないを貫こう。
悪ものにはしたくない。

集まりに来なくなった事で
少し落ちついたと思った頃


この彼は受験をしないと言い始めたという。

その説得をしに私は彼と会うことにした。

私の親友についてきてもらい
二人にならないようにした。

彼がアプローチをしてくることで
私の周りには嫌がられてしまう。
そんなまだお子ちゃまな彼をどうやったら
悪者にせずに諦めるのか考え。
行動にする。


彼が傷つかないように。

そして一人にならないように。

彼の未来が明るいものであるように。

色々とそのあとありましたが笑

端折って。

私はずっと彼の姉みたいな存在として
彼とずっと仲良くしていたい。

それが本音だった。

そして私はずっと彼の気持ちなど無視をして
幼馴染の事だけを見ていたからこそ、
彼の優しさや悲しみなど気付かずに
何年も何年も過ごす。

学生から少しずつ大人へと変化していく
彼を見続けた。


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