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個人セッションを終えた私は、なんだか身軽になっていた。
長きにわたった個人セッションがついに昨日終わりを迎えました。
おそらく異例のスローペースで1年と4カ月。
途中「もう結構です、私は満足しています」と逃げ出そうとしたこともありました(笑)。
私自身があきらめていた「わたし」に粘り強く寄り添ってもらい、何度もメッセージを交わしながら、辿り着いた今、ここ。
なんだか清々しいぞ、わたし。
お世話になった個人セッションの詳細はこちら
(Core Design Labo)
https://www.core-design-labo.com/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/
何かを成し遂げたのか。
何かを手に入れたのか。
人生が大きく動きだしたのか。
そのいずれもたぶん当てはまらない。
会社で働き、ヨガをして、犬を愛でるという生活は何も変わっていないし、表面的なところでの私の変化に気づく人はそう多くはないだろう。
大きく変わったのは、私の中の意識。
誰にも見せてこなかった私の中の鎧。
「何重にも鎧をまとって生きている」
私にはずっとそんな感覚があった。
重たくて、苦しくて、疲れていた。
けれど自分が傷つくのを恐れてその鎧を脱ぐことは出来ないままだった。
仕事もプライベートも一見順調そうに思えるのに、いろんなことに納得がいかなくて、たぶん心の奥底で私は苛立っていた。
特に仕事に関して、必死な思いでパートから正社員に転職して、
お金に困ることはなくなったはずなのに、
念願の正社員になって頑張っているのに、
なぜこんなにモヤモヤするのか、その原因がわからなくて、とても苦しかった。
今となってはきっかけが思い出せないけれど、おそらく、すがるような思いで個人セッションを申し込んだのだろう。
できればなんとか副業に目途を立てて、それなりの理由を作って、一刻も早く会社を辞めたいという思惑で。会社さえ辞めればこのモヤモヤがなくなるはずだと信じていたから。
結論から言えば、この1年4カ月を通して、私は鎧を脱ぐことができた。
そして、まだ会社は辞めていない。
今、本当に軽くなって、確信はないけれど、もう大丈夫だなって思える。
私が長い時間をかけたこのセッションで受け取ったもの。忘れないうちに言葉にしておこうと思う。
会社の仕事も、副業も、家庭も、犬も、ヨガも、全ては枝葉であり、
私が「本来のわたし」であり続けてさえいれば、
それらはもう何でもよくて、
さらにはどうでもよくて、
何の力も入っていないのに
勝手にいい方向へと導かれていくという感覚。
そして、とっても重要なのが
その感覚を体感(体験)にまで落とし込めたということ。
(体感するっていうのが独学ではなかなか難しい)
ある時から風向きが変わり、会社ではなぜか居心地よく過ごせていて、口コミのみのヨーガ教室にはひょっこり誰かが顔を出してくれ、犬たちはいつの間にか2匹になり、よく分からないけれどもまるっといい感じに循環し始めている。
私に鎧を着せていたのは私自身であって
(自分を守るために自ら望んで)、
導かれるように恐る恐るそれを脱いでみたら、もうその軽さにびっくり!!
(そりゃ東京へも行けるし、パスポートも取るよねぇ)
「な~んだ、私って自由な存在だったんだ」と、気が付くための大切な大切な時間を過ごしてきたみたいです。
もちろん、私も俗世界に暮らす人間なので、お金ブロックもまだ強いし、不安や恐れもあるし、エゴに負けそうなときもあるけれど、それでも今回のセッションや重ねてきたヨーガの練習を通して、自分の存在を客観的に眺めるという意識は、ずいぶん成長したようにも思うから、これからもなんとかやっていけるはず。
自分の力ではなくて、みんなの力を借りながらね。
さあて、この先、私は何をしていこうかな。どこに行こうかな。
ヨガを続けていくもよし、ヨガでないものに夢中になることもあると思う。
岡山、東京、台湾、インド、ベトナム、、、
行きたいところもいっぱいあるな。
数年後、私はどこにいるのかな。
そう、何度も言うよ。
私たちは自由な存在なんだ。