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純粋なあの子

あのちゃんは思春期そのものかもしれないという
文章をみて、納得した。

純粋な子ども心から少しずつ大人でいることに慣れ
繰り返しの毎日と自分を殺して社会で生きていくことを実体験している
大人になりたいと無力な自分を変えたいと願ったことは、いつしか知らぬまにこれが大人ってことか
と分かるようになってしまっていた
希望や願いは実体や見えるものではなくいつのまにか自分がそのステージにいて叶ったとも思わなくなっていた場合も多いのであろう

そこから抗いたい

あの時の気持ちをもとめて、感情を追いかけて
だから
あのちゃんを知りたくて追いかけているのかもしれない

だから
わたしは音楽に逃げ、感性に触れるものを大事にしてまだわたしの心はしんでいないと
何度も叩き起こして保っているのだ

変わりたいと思って、変わりたくないと思って、
変わらない純粋さをもつあのちゃんが羨ましいのかも
当たり前にしていた、自分表現をすることが
感情をむき出しにすることが
怖いもの知らずなように向かっていけることが
見えるもの全てが初めてのように
それでいて素敵な言葉を紡ぐ
あの子が羨ましい

わたしはなれなくても、そのあの子を見ることでその感情を思い出せるのならばわたしはしなない

今はそれでいいのかもしれない



綺麗なものだけ見させてよ

死ぬまで生きたら褒めてよ

ロックンロール・プランクスター/ Helsinki Lambda Club

カントリー感のある曲調で、仲間と旅をしながら歌っているような穏やかで自由な曲
子ども心の真骨頂というか、このフレーズに全て詰まっている気がする

この歌詞を切望するように、悲しげに歌う方法も
あるだろうが思わず口ずさみたくなるような
大人になって仲間と一緒に歌いたくなるような

最近知った曲だが、急浮上して何度も繰り返し聴いている

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