いざ、癒しの旅へ。黒川温泉での湯巡り
毎年温泉旅行に行く、温泉が大好きなりかぱんです。
“黒川温泉”という名前を聞いたことがある方は多いと思います。SNSで写真映えする黒川温泉の写真を見たことがある方もいるかと思います。でも、どんな温泉なの?と気になる方もいるのではないでしょうか。
”湯巡り”がある黒川温泉。多種多様な温泉があるので、癒されるだけでなく珍しい温泉もあります。今回は黒川温泉の湯巡りについて、魅力を紹介していきますね。
SNSで人気の黒川温泉
”鞠灯篭”や”筒灯篭”でライトアップされている田の原川の写真を見たことがある方は多いと思います。2012年から始まった「湯あかり」ライトアップは、黒川温泉の代名詞とも言えます。(冬季イベントのため、2024年4月時点では終了)
「露天風呂を集めた温泉街」というコンセプトで始まった黒川温泉郷。1軒だけ儲けるではなく、地域で黒川温泉を盛り上げるという思いが至るところに垣間見えます。たとえば、入湯手形。露天風呂が作れない宿のために始まったのが、黒川温泉の湯巡りです。
入湯手形を手に入れ、湯巡りへ
宿泊しなくても、湯巡り可能です。1枚1,500円の「入湯手形」は旅館組合か各旅館で購入できます。入湯手形1枚で、”温泉3ヶ所”または”温泉2ヶ所と飲食かお土産を購入”することができます。
手形と一緒にもらえる地図付きのパンフレット。パンフレットに各温泉の泉質や効能・営業時間などが書かれているので、まずはチェックです。
洞窟の中にある温泉、新明館
パンフレットに「洞窟風呂」と書かれているので、興味津々な私。1番惹かれた新明館に向かうことに決めました。入り口で受付を終えると、階段を降りて温泉へ向かいます。
脱衣所から少し見える温泉は、まさに洞窟。ワクワクしながら準備をし、いざ洞窟温泉へ。体が冷えていたこともあり、少し熱いなと感じましたが、洞窟にいる感動が勝りました。
入り口付近は少し深めなので、肩までしっかり浸かることができます。体があったまったところで、ずっと気になっていた通路のようなところを進むことにしました。
洞窟内は温泉で満たされていますが、通路のような場所は湯量が少ないので歩きやすいです。先に進むと、閉鎖的な空間があり、温泉内で冒険をした気分になりました。
さらに進むと、もう1ヶ所脱衣所があることがわかりました。円のようになっているため、ずっと進むと元いた場所に戻れます。
美人の湯、いこい旅館
続いてやってきたのは、いこい旅館。パンフレットの説明にある「名湯百選」「美人湯」に惹かれてやってきました。
受付を済ませると、館内へ入っていきます。脱衣所を抜けると、いきなり露天風呂。吊るされた2本の竹を両脇に挟んで、全身浸かりながら立ち湯できる温泉が目の前にあります。
興味津々で竹に体をゆだねて温泉に浸かると、浮遊感もあり、不思議な気分になりました。竹に両脇を乗せると、156cmの私では足がつかなかったのです。ふわふわした気分で温かい温泉に浸かり、とても癒されました。
もう少し浮遊感を味わいたいところですが、目的の「美人湯」に向かいました。少し温度が高いので、休憩しつつゆったりと日頃の疲れを癒すことができました。
もう1ヶ所温泉に入ることも可能です。ですが、いこい旅館に来た時から気になっていた温泉卵を食べるために、入湯手形を使いました。温泉卵と"くまモンサイダー"が温泉1ヶ所分となります。
庭にある椅子に座り、温泉卵とサイダーで休憩。温まった体においしい温泉卵とサイダーが沁みました。
癒しを求めて、黒川温泉へ
SNSで写真映えするイメージのある黒川温泉ですが、湯巡りで色々な温泉に入ることが可能です。温泉で癒し、休憩して癒す。そんな湯巡り旅もいいものです。
今回紹介した湯巡りは、まさに温泉の良さがギュッと詰まった旅。ぜひ黒川温泉で湯巡りするのはいかがでしょうか。