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どうしようもなく気持ちは騒ぐ

もうすぐ夏休みが始まる。
我が娘も宿題やら塾やら面倒臭い事はちらほらあれど楽しみな様で、突然何かしらの算段を立てたりしている。

夏休みと言えば、私は恐ろしく無計画な子供だった為、最初の数日は午前中に宿題をやるものの、あとは最終日までほったらかしであった。
今でこそ嬉々として謎の絵を描いているが、学校の宿題で出されるポスター作りや自由工作が心の底から嫌いだった。
ちなみに風景画は今も苦手だ。
何度描いても時空が歪む。

さて、宿題をほったらかして遊びに遊んだ夏休みの最終日前日から戦いが始まる。

幼馴染に1ヶ月ちょっとの天気を聞く。
そして何となく一緒に遊んだ日なんかの記憶を聞く。
自由工作を適当に作る。
膨大な量の夏休みの友という名の敵を潰していく。
あらすじだけ読んで読書感想文を書く。
絵を1枚仕上げる(時空が歪んだやつ)。
雑巾を縫う。

確かこんな感じだったと思う。

2日で夏休みのほぼ全ての宿題をやるのだから、最終日はほぼ完徹だ。
ふらふらしながら全宿題を携えて登校していた。

追い詰められないとやらないのは今も変わっていない。
この悪癖で何度もピンチを味わった為、ここは完全に自分の事は棚に上げて、娘に計画性の大切さを伝え続けている。
ここだけは本当に棚に上げる事を許して欲しい。

昨日までの三連休、娘は朝から晩までずっと喋り続けていた。
そのマシンガントークで途中何度も意識が飛んでいた。
夏休みの長さは三連休の比ではない。
考えるだけで震える。
が、こうやって恐ろしい分量で話してくれるのも今の内だと思うので、できる限り楽しみたい気持ちもある。

今日の一絵はメガマウスザメ。

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